受験生の夏休みは天王山です。
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大事な夏休み、勉強した内容をいかに脳に記憶させておくか、集中して行うか、効率よく行うかも考えてお過ごしください。
重要なのは、睡眠・運動・食事・集中・モチベーションについてです。
集中とモチベーションは睡眠・運動・食事が土台となりますが、ここではテクニックと考え方を解説します。
しっかり寝る【正しい睡眠を】
夏期講習は1日に学ぶべきこと、暗記すべきことも多いです。これらを記憶に留めるためには睡眠が必要です。
宿題や課題がたっぷり出ていると思いますが、スマホをいじる時間やテレビを見る時間をなくして、しっかり睡眠を取るようにしましょう。
それでも時間がないという人は、塾のない日に、できるだけ宿題を進めたり、スキマ時間を使って勉強するようにしましょう。
とにかく睡眠は大事です。
徹夜をしないように、生活習慣を整えてください。もちろん、学校があるのと同じくらいの早寝早起きをしたほうが良いです。
体を動かしましょう【運動で集中力と記憶力がアップ!!】
運動をすることでセロトニンやテストステロンが分泌されます。これにより、勉強の効率が数段もアップします。
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スクワットや腕立て伏せなどを、短時間に一気にやることが効果的ですが、塾に行くまでを車で送ってもらうのではなく、歩いたり自転車で行ったり、階段を意識的に使ったりするだけでも違います。
体を使う意識を持って夏休みを過ごしてください。
※熱中症には十分にご注意くださいね。
食事
給食がなくなるので、栄養のバランスが悪くなる可能性があります。
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毎日食事を考えるのはなかなか難しいと思いますが、ミックスナッツやブドウ糖を間食に入れたり、魚を意識的に食べたり、簡単にできることは試みるといいでしょう。
集中
勉強時間が長い夏休みですが、集中力を維持しなくてはいけません。
集中のコツは①集中力を削ぐもを切り離す②脳を休息させる③メンタルコントロールが挙げられます。もちろん睡眠・運動・食事は大きく影響しますから、上記の対策も講じた上で、3つのコツを試してください。
①集中力を削ぐものを切り離す
天敵はスマホやゲームです。これらを勉強から切り離すように、勉強部屋には持っていかない、ロックをかける、親に預けるなどの対策をしましょう。
また、塾の自習室などを活用して、強制的に切り離すこともお勧めです。
②脳を休息させる
脳が疲れている状態だと、集中力も途切れ、暗記も捗りません。定期的に休息をとり、脳の回復を行ってください。
時間がない場合は、「30秒目を閉じる」ことだけ意識的に行ってください。時間がある時は、5分の瞑想や体を動かすことが効果的です。
③メンタルコントロール
夏休みは、これだけ勉強して成績が上がるのかと不安になったり、プレッシャーを感じたりすることがあります。
メンタルコントロールができないと、勉強が手につかなくなってしまう可能性があります。
メンタルが弱くなる時は、規則的な生活を意識すると改善されることが多いです。
朝日を浴びて、朝ごはんを食べ、運動をすることが効果的です。また、紙に不安なことを書き出して、頭の中をすっきりさせることも効果的です。
モチベーションが上がらないときの対処法
モチベーションの維持も長い夏休みには欠かせません。
そのためには、良い塾に出会って、学ぶ楽しみや成長を実感することが大切です。しかし、中学生がそう簡単に高いモチベーションを維持するのは難しいです。
モチベーションが上がらない時の対処法が大事になります。
モチベーションが上がらなくても勉強をするためには、計画・初動を意識すると良いです。
計画が上手くいかない人は1日の勉強スケジュールを細かく決めるのではなく、やることリストを作成し、それをこなしていく計画がお勧めです。
また、ゴールや成長した自分を意識して勉強に取り組むと、モチベーションは上がります。
しかし、計画を立てても、勉強を始めるのに苦労します。はじめの一歩目が億劫なんですよね。そこで、初動が重要です。
とにかく、「簡単なことを始める」「5分だけでもやる」ことを意識してください。始めてしまうと、意外と途中で終われなかったり、集中してしまったりして、勉強が続きます。
もし、集中できなかったら、5分で終わりにして、5分休憩した後もう5分勉強することを繰り返します。
まとめ
中学生が受験勉強を気合だけで乗り切りることは難しいです。
テクニックや考え方を知り、勉強に集中できる環境を整えることも必要です。これは保護者の協力も必要です。
充実した受験生活を送り、志望校に合格するように、ぜひ試せるものだけでも試してみてください。