この記事は今偏差値が60以下で、夏明けに偏差値10UPしたい人対象の記事です。
「入試なんてまだまだ~」と油断してませんか?もう夏は目の前です。夏は受験の天王山。
「時間をとることが出来る」「夏休み後の模試が志望校を決定する」といった理由で、夏休みの使い方が今後を左右します。
でも夏休みに入ってから急に勉強を始めても、最大限の効果を得ることができません。
事前準備が大事。
この記事では超大事な夏を充実させ、7月→9月で偏差値10アップを実現するための事前準備7つを紹介します。
目次
勉強方針を決める
まず、志望校(目標)を決めます。
次にその志望校に合格するためには、どういった勉強が必要か。自分の課題は何であるかを考え、勉強方針を決めます。
つまり、「夏がんばること」を夏休み前に決めておくことが大事です。
公立入試であれば内申点の加算も考え、明確なイメージを持つようにしてください。
目標があったほうが人間は行動をとりやすくなります。それは、具体的で、数字的な根拠があると、さらに良いでしょう。
基礎・基本のインプット
夏以降は実戦練習が中心となります。夏までに基礎・基本を身につける必要があります。
英語
・単語の暗記
市販の単語帳を購入し、まずは意味を覚えてください。英語は長文問題が中心です。単語の意味が理解できないと、「英語できない」という気持ちが強くなってしまいます。
また、埼玉県の北辰テストでは大問2で単語を書かせる問題が12点分出題されます。
よく出るのが、月・季節・曜日・気候・重要な動詞・形容詞などです。数も膨大ではないので、9月までには書けるようにしておくとよいでしょう。
・文法(英文の形)の暗記
文法と言ったら、「何を勉強していいかわからない」という声をよく聞きます。まず、覚えることは、形と訳し方です。
例:受動態
【形】be動詞+過去分詞(+byー)
【訳】(ーによって)~される
そして例文の確認。
This pen is used by my brother.
(このペンは私の兄によって使われる。)
これも長文問題が中心であることが理由です。英文を正しく読むことを目標にしているので、まずは訳し方を覚え、実戦練習に備えます。
数学
・公式・解法の確認
因数分解の公式、解の公式、中点連結定理など、様々な公式や解法がありますね。
夏は覚えたことを使って実戦練習し、正確性と応用力を強化します。
国語
・文章読解と漢字の勉強をはじめる
国語は文章読解・知識問題・作文の問題で構成されます。文章読解は慣れや経験が成績向上には欠かせません。1か月勉強して成果が出る人もいれば、2か月成績に変化が現れる人もいます。
コツコツ自分のレベルに応じた問題を解き続けることが大事です。同時に、漢字も始めましょう。量が多いので、「1日10個」と決めて、毎日続けてみてください。
漢字の覚え方についてはこちらを参考にしてください。
9月以降、知識問題を落とさなければ、成績が安定します。
理科・社会
・一問一答で基礎知識の定着
市販のテキストを購入して、一問一答の勉強を始めるのが良いでしょう。なにより、勉強しやすいです。問題を読んで、答えられるかのチェックを繰り返すだけ。
5月・6月・7月は定期テスト、部活動の大会、学校行事で忙しいですから、勉強のしやすさも大事なんですね。
そして夏以降に、記述問題や資料の読み取り問題の対策をします。そのため、今のうちに基礎固めが必要です。
勉強場所の確保
夏に、いつ、どこで、どれくらい勉強するのか。イメージできていますか。偏差値10アップするには、それなりの勉強時間が必要です。
家だと集中できない→結局勉強できなかった
これだと、なかなか成績アップは難しいです。集中して勉強できる場所を考えましょう。
【おススメする勉強場所】
・自分の部屋
・自宅のリビング
・塾の自習室
・図書館
※カフェやファストフード店は中学生にはあまりおススメできません。
もし勉強場所をイメージできなかったら、今のうちに動いてください。近くの図書館に行ってみたり、塾を探してみたりするのも手だと思います。
また、耳栓などをすることによって、今まで集中できなかった場所が、最高の環境になることもあります。
今はノイズキャンセリングのイヤホンは人気です。高校生や大学生が良くこれをつけて勉強しています。
夏休みが始まる前に、勉強場所を確保しましょう。
まとめ(事前準備7つ)
・夏がんばることを決める。
・英単語の訳を覚える。
・英文法の形と訳を覚える。
・数学の公式と解法を覚える。
・文章読解問題・漢字の勉強を始める。
・理科社会の1問1答の勉強を始める。
・勉強場所を確保する。
夏が始まる前に、これらの準備を始め、夢の偏差値10アップを目指してみてはいかがでようか。