勉強方法

【長文対策(英語)にピッタリな参考書・問題集5選!】偏差値65を目指す受験生必見

こんにちは。高校入試さぽーとです。

「定期テストの点数は取れるけど、模試で点数がとれない」

「総合問題は厳しい・・・」

「英語の長文が読めない・・・」

こういった経験ありませんか?入試問題や模試は、学校のテストとは異なります。そのギャップに驚き、思うような点数が取れない生徒は少なくありません。

特に、英語は長文を読んで設問に答える問題が中心となり、英語の長文が読めないと手も足も出ないと感じてしまいます。(埼玉県の北辰テストは実際そんなこともないのですが)

様々な理由から、学校で長文の読み方の訓練は、なかなか取り組めません。もちろん長文を読むためには単語と文法の知識が必要です。これは、学校でしっかり学ぶことが出来ます。

ですが、先程お伝えしたように長文を読む練習を行わずに、入試問題や模試で高得点をとることは難しいです。逆に、周りが十分に対応出来ていない長文対策を行うことによって、偏差値はグーンと上がります。

ここは勇気を出して、テキストを1冊購入し、勉強し始めてみることを強くお勧めします。(文法は短時間で簡単に取り組めるのに対して、長文は時間と集中力が必要なので、なかなか手が出しづらいのですが。)

この記事では、長文を読む力をつけるために効果的な問題集を紹介します。

長文を読めために必要な知識

長文を読むために必要な知識は

・単語

・文法

・品詞や文型の知識

の3点です。大体の人は単語と文法の勉強をすることで、長文を読むことが出来ます。たくさん英語を書いたり読んだりすることによって、構造が身についているからです。

しかし、英語が苦手な人は、品詞や文型を意識するべきです。理由は「品詞や文型が身につけば、なんとなく英語を読むことが少なくなるから」です。つまり、数学の公式と同じで、型を意識することで英文の見え方は変わってきます。

三角形の面積の公式を覚えていれば、三角形の面積を求めるのは容易ですよね。同じ原理です。ただし、英語は公式に当てはめるのは数字でなく、英単語です。そして場合によって公式に公式が付け足されます。

この記事でおススメする参考書では、英文の構造などを意識した訳し方を勉強することが出来ます。(詳しくは下記の参考書の特徴等をご覧ください)

おススメの参考書紹介

さて、それでは長文を読む力をつけるために効果的なテキストを紹介します。

くもんの中学英文読解―中学1~3年 (スーパーステップ)

〈特徴〉
・「動詞・助動詞を読む」「さまざまな句を読む」など、読解のための重要な考え方が学べる
・品詞や文法の考え方を使った解説が豊富
・後半部は問題演習

〈評価〉
難易度   ★★★☆☆~★★★★☆:長文の読み方をしっかり学べる
練習量   ★★☆☆☆:英文読解のためのガイドブックだが、練習もできる
解説    ★★★★★:様々な表現の説明もあり、解説は豊富

〈一言〉
長文を読むためのガイドブックです。説明が多いので、丁寧に勉強すると時間がかかります。ですが、すべて身に付けることが出来れば、長文を読む力はかなり向上します。

 

高校入試10日で極める英文読解 (分野別シリーズ)

〈特徴〉
・品詞や文の形、節や句の考え方が学べる
・問題集が薄いため簡単に取り組める
・短文から長文まで段階的に学習できる

〈評価〉
難易度   ★★★☆☆~★★★★☆:長文の読み方をしっかり学べる
練習量   ★☆☆☆☆:とりあえず長文対策に取り組みたい人おススメ
解説    ★★★☆☆:stage1で英文読解のコツ(品詞などの考え方)をしっかり学べる

〈一言〉
主語と動詞の考え方などの「長文を読むための知識」なども解説しています。値段も問題量もお手頃です。一度試す価値ありです。

ハイパー英語教室中学英語長文 1(超基礎からはじめる編)

〈特徴〉
・長文を読む練習が出来るテキスト
・「短い文」から「長い文」へ段階的に読む力をつけることができる
・音読・ディクテーション用CD が付属されている

〈評価〉
難易度   ★☆☆☆☆~★★☆☆☆:易しい英文から練習できる
練習量   ★★★☆☆:とりあえず長文を読む練習をしたい人におススメ
解説    ★★★★☆:各ユニットの文法の注目点、単語チェックリスト、日本語訳あり

〈一言〉

長文読解に音読・ディクテーションは効果的です。まずは知識事項を確認しながら、ポイントをおさえ、さらに復習としてCDを使いながら音読・ディクテーションを繰り返す。この反復練習を行えば、確実に英語力は身につきます。英語が苦手な人、勉強の仕方がわからないという人におススメです。

高校入試 超効率問題集 英語

〈特徴〉
・演習多めのテキスト
・問題形式ごとの演習と解説
・音声による解説あり

〈評価〉
難易度   ★★★☆☆~★★★★★:入試問題を参考にしているため難しい問題もある
練習量   ★★★★★:練習量は豊富
解説    ★★★☆☆:問題形式別の解説あり

〈一言〉

長文を読むことに慣れた人におススメ。「日本語で答える問題」「並び替えの問題」「正誤問題」など、長文問題でよく出る形式ごとの学習が可能。また、その問題ごとの解き方の解説も充実しているため、入試や模試に向けた練習として最適です。

3ステップ式標準問題集 英語長文

〈特徴〉
・3ステップで無理なく勉強できる
・解答集では、つまずいたり、ミスをしないようにするためのポイントも解説
・解説と問題、両方のバランスが良いが良い

〈評価〉
難易度   ★★☆☆☆~★★★★☆:易しい問題から難しい問題まで幅広く練習できる
練習量   ★★☆☆☆:数をこなしたい人は少ないかもしれません。
解説    ★★★★☆:解答集は充実

〈一言〉

ステップ1で読解のためのテクニックを身につけ、ステップ2では会話文・説明文などのジャンルごとに長文を読む練習を行い、ステップ3で実戦形式の問題に取り組みます。このテキスト1冊で、長文問題を総合的に学習できます。

使い方

この記事は長文の勉強を始めようとしている人を対象としています。そのため、英語の勉強の仕方がわからないという人もいるかと思います。このテキストを使った勉強法までお伝えします。

もし、勉強の仕方が身についているという人は、すぐにテキストを購入して勉強に戻ってほしいと思います。

①説明を読む

まずは説明に目を通して、考え方等を身に付けます。参考書によっては、説明が少ないものもあります。

②問題を解く~その1~

問題を解きましょう。わからない個所はとりあえず飛ばして、最後までやり切ります。

③問題をとく~その2~

一度目の演習で、ほとんど問題なく進めたら、ここは読み飛ばしてください。

さて、一度目の演習で苦労した人は、二度目にチャレンジします。ただし、二度目はわからない単語は辞書を引きながら進めましょう。時間がない人は解説の日本語訳だけ確認し、読み進めながら問題に取り組みます。

④答え合わせ

解答集をよく読みながら、答えを出すポイントや考え方を身に付けながら答え合わせをします。ここでは、忘れてしまっていた単語や表現も出てくるでしょう。そういったときは、ノートに単語を書き出すことをお勧めします。

⑤復習

さて、ここが最も伝えたいところです。必ず復習してください。ただし、何度も問題を解く必要はありません。長文の復習は、「長文を何度も読む(音読がベスト)」です。1つの長文に対して10回以上は読み直しをしてください。

一度読んだ長文を読みなおすことによって、知識が定着していきます。また、英文の読み方を意識しながら読むことが出来たら、速読にもつながります。

時間もかからず、寝る前などに手軽にできます。ぜひ、長文の読み直しをしてみてください。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

長文は練習しないと、なかなかできるようになりません。ぜひ、紹介したテキストを使って、長文の対策をしてみてください。