定期テスト勉強法

【定期テスト対策(国語)】レベルに合わせた参考書を紹介します

こんにちは。高校受験さぽーとです。

国語の定期テスト対策は苦労している人が多いです。よくいろいろな人から

「国語は何を勉強したら良いかわからない。」

「定期テストでは漢字や文法・古文などの知識事項しか勉強しない。どうすればよいですか。」

 

という相談をよく受けます。基本的に定期テストでは、学校の授業で習った問題が中心に出題されるので、

・授業をしっかり聞く
・ノートをとる
・ノート・教科書を見直して、内容を頭に入れる
・ワークを解いて理解する

といったことをきちんとしていれば、ある程度点数は取れるようになっています。

 

しかし、それでもなかなか点数が取れない、上がらないという人にはその人にあった対策が必要です。学校のワークだけでなく、自分にあった市販の参考書を使って対策をしてみると良いです。頭の中を再度整理することができますし、類似問題が出題されることもあります。

 

この記事では、そういった国語の定期テスト向けの参考書を紹介していきたいと思います。定期テストは内申点にも関わる大事なテストですので、万全な対策をして臨みたいですね。

参考書の選び方

先ほども述べたように、定期テストは授業で習ったことが問われます。
みなさんが「教科書の内容を理解することができているか」「問いに対して適切に答える力を身につけられているか」を確認するのがテストの目的です。

 

ですので、やたらと難しい参考書を使う必要はありません。

 

テスト対策であれば、授業で使っている教科書に準拠した参考書を使って演習をすることが大切です。

 

授業の内容についていくのが難しいという人は基礎的な問題を扱っている参考書を選びましょう。また、授業の内容は分かっているのに点数が取れないという人は、練習量が足りていないので、たくさん問題をこなせるようになっている参考書を選ぶようにしましょう。

参考書紹介

ここからは、オススメの参考書とその参考書の特徴を説明しながら紹介していきます。(この記事では光村図書の教科書に準拠した参考書を紹介しています)

授業の内容を基本からしっかり理解したい人向け『教科書ガイド』

中学教科書ガイド光村図書国語3年 中学教科書ガイド光村図書国語2年 中学教科書ガイド 学校図書版 中学校国語 1年


〈特徴〉
・フルカラーで見やすい
・文章のあらすじや構成から丁寧に解説
・単元ごとに出てくる漢字も勉強できる
・文章の重要語句の意味も分かりやすく教えてくれる
・良く出題される問題を厳選しているため、練習問題は少なめ

〈評価〉
難易度   ★☆☆☆☆~★★☆☆☆:基礎をしっかり学べる
練習量   ★☆☆☆☆:部活などが忙しいという人にオススメ
予習向け  ★★★★★:まさに教科書の「ガイド」。予習にはもってこい。
付録    ☆☆☆☆☆:特になし。

〈一言〉
普段の授業が難しいと感じる人や、予習してから授業に臨みたい人にはピッタリです。

光村図書以外の教科書ガイドはこちら→教科書ガイド 国語

じっくり対策したい人向け『教科書ワーク』

中学教科書ワーク 光村図書版 国語 3年 中学教科書ワーク 光村図書版 国語 2年 中学教科書ワーク 光村図書版 国語 国語1年

〈特徴〉
・フルカラーで見やすい
・問題のステージが1~3まであり、徐々に理解を深めていける
・一年間で習う漢字がまとまっている小冊子つき
・四字熟語の読み、意味を勉強できる学習カードつき
・品詞分類、用言活用表が一目で分かる下敷きつき
・ホームページテストが無料で受けられる
・スマホアプリも無料で使える

〈評価〉
難易度   ★★☆☆☆~★★★★☆:基本から応用まで幅広く対応
練習量   ★★★★★ :たくさん練習できる
予習向け  ★★☆☆☆ :ステージ1は予習として使うのもオススメ
付録    ★★★★★ :付録が最も充実!

〈一言〉
唯一、スマホアプリやホームページを利用しての学習が完全に無料でできる参考書です!
難易度もちょうど良く、記述の問題が苦手な人も力をつけられます。

光村図書以外の教科書ワークはこちら→教科書ワーク 国語

周りと差をつけたい!という人向け『教科書トレーニング』

教科書トレーニング光村図書国語3年

教科書トレーニング光村図書国語2年

教科書トレーニング光村図書国語1年

〈特徴〉
・フルカラーでみやすい&表紙がオシャレ
・トレーニング1~3の段階を踏むことで、徐々に理解を深めていける
・新出漢字がまとまっている小冊子つき
・古文単語・故事成語と助動詞の活用が一目で分かる下敷きつき
・5教科の学習と添削がスマホで出来る(一部有料)
・高校入試チャレンジテストつき!

〈評価〉
難易度   ★★☆☆☆~★★★★★:基礎から難問まで網羅している
練習量   ★★★★★ :たくさん練習できる
予習向け  ★★☆☆☆ :トレーニング1は予習として使うのもオススメ
付録    ★★★★☆ :高校入試チャレンジが出来るのはコレだけ!

〈一言〉
教科書ワークを少しだけ難しくした感じの参考書です。
記述の問題がたくさん出来るので、読む力はもちろん、書く力が身につきます。

光村図書以外の教科書トレーニングはこちら→教科書トレーニング 国語

応用問題だけをささっと解きたい人向け『中間・期末テストズバリよくでる』

中間・期末テストズバリよくでる光村図書国語3年 (中間・期末テスト ズバリよくでる)

中間・期末テストズバリよくでる光村図書国語2年 (中間・期末テスト ズバリよくでる)

中間・期末テストズバリよくでる光村図書国語1年 (中間・期末テスト ズバリよくでる)

〈特徴〉
・フルカラーでみやすい
・漢字や古典の現代語訳がまとまっている小冊子つき
・定期テスト計画表つき
・参考書が薄いので持ち運びやすい
・直前チェックと予想テストのみで対策がばっちりできる

〈評価〉
難易度  ★★☆☆☆~★★★★★:直前チェックは基礎、予想テストは応用レベル
練習量  ★★☆☆☆:部活などが忙しいという人にオススメ
予習向け ★☆☆☆☆:予習したい人は直前チェックを使うのも可
付録   ★★☆☆☆:古典の現代語訳の付録があるのはコレだけ

〈一言〉
少ない練習量の中で記述など難しめの問題に取り組めます。

光村図書以外の中間・期末テストズバリよくでるはこちら→中間・期末テストズバリよくでる 国語

基本的な問題をささっと解きたい人向け『中間・期末の攻略本』

中間・期末の攻略本 光村図書版 国語 3年

中間・期末の攻略本 光村図書版 国語 2年

中間・期末の攻略本 光村図書版 国語 1年

〈特徴〉
・カラーではなく、シンプルなデザイン&表紙がかわいい
・赤シートで答えを隠せるので、繰り返し問題が解ける
・漢字、古典、文法の攻略本冊子つき
・参考書が薄いので持ち運びやすい

〈評価〉
難易度  ★☆☆☆☆~★★☆☆☆:基本的な問題を解きたい人向け
練習量  ★★☆☆☆:部活などが忙しい人にオススメ
予習向け ☆☆☆☆☆:いきなり問題なので、予習には向かない
付録   ★☆☆☆☆:小冊子でしっかり攻略可能

〈一言〉
とにかく、基本的な問題を解いて力をつけたい人向けです。
繰り返し問題を解けるようになっているので、しっかり身につきます。

光村図書以外の中間・期末の攻略本はこちら→中間・期末の攻略本 国語

どれにすればいいか迷ったら~選ぶポイント~

5冊の中でもなかなか決められない…という方は
2つのポイントを押さえて選んでみましょう。

ポイント①難易度は?

難易度は高ければ高いほど絶対に良いというわけではありません。
基礎から理解したい人が、いきなり難易度の高い参考書にチャレンジしてしまうと、難しく感じることで自信がなくなってしまい、やる気もなくなってしまいます。

 

自分の力で問題を解くことができる!ということを実感できれば自信につながります。自信がついたら、少しずつ難しい問題に挑戦していきましょう。

ポイント②練習量は?

練習量も多ければ多いほど絶対に良いというわけではありません。もちろん時間を充分に取れる人は練習量をこなすことに越したことはありません。

 

しかし、買ってはみたものの量が多すぎて途中で挫折してしまった…ということがあるともったいないですよね。また、一冊参考書をしっかり解き終わることができると、達成感を得ることができ、自信につながります。

それでも迷ったら…

2つのポイントを考慮しても迷ってしまったら、難易度の幅も広く、付録も豊富な「教科書ワーク」を選んでみてはいかがでしょうか?

 

忙しい人は、ステージ1~3のなかで、自分が出来そうなところだけを解くのも良いと思います。そうすることで、無理せず続けて学習することが出来ますし、難しい問題にチャレンジすることも可能です。

 

自分に合った参考書の使い方ができると良いですね。

まとめ

いかがでしたか?自分に合う参考書が見つけられましたでしょうか。
参考書ランキングやレビュー・口コミなどありますが、それが絶対自分にもあてはまるとは限りません。自分が何を重視して参考書を選びたいのかを考えて選んでみてください。

 

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