北辰テスト

北辰テスト勉強してない人へ【これだけやりましょう】

北辰テストを勉強しないで臨んで高得点を取るのはなかなか難しいです。範囲の決まっている中学校の定期テストとは異なり、数週間でどうにかなるものではありません。

しっかり時間を取り対策できる人は、以下を記事を参考にしていください。

北辰テスト対策

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しかし、北辰テストまで残り数日、気持ちだけ焦り何かしなくてはいけないと思った人も多くいるでしょう。そういった人は、これから紹介することだけでもやってください。

過去問題を解く

唯一の方法は過去問題を解くことです。本来は過去問題もじっくり時間をかけてやって方が効果はあります。今回は時間がないので、とりあえず各教科1回ずつで良いので、解いてください。ただ、以下の3つのことを意識して欲しいと思います。

どんな問題が出るのか(できる問題は何か)確認する

まずは、問題を確認しましょう。北辰テストは中学校の定期テストとは異なります。英語であれば長文読解の問題が中心でリスニングや英作文も出題されたり、国語は初見の文章題や作文が出題されます。

そのほかの教科も、範囲は定期テストより長く、中学1年生からの内容から問題が作成されます。

しかし、問題の構成は過去問題通りとなるため、どの大問が解きやすいか、逆に手が出ない問題がどこで出題されるか予想ができます。

もちろん、小問も同じような問題が出題される可能性が高いです。例えば、数学の大問1の計算問題は正負の計算や文字式や方程式などの計算問題が中心です。解法や公式をちょっと確認するだけで、この問題で得点する可能性はグッと高まります。また、大問2や3も難しい問題だけしか出ないかと思いきや、基本的な問題も含まれています。そこを落とさないようにしたい、という意識を持つだけで、正答率は変わります。

同時に配点も見ておきましょう。先ほどの数学の計算問題は1問4点です。基本的な計算も、難度が上がる計算もです。

時間配分を考える

初めて北辰テストを受けると時間が足りなくなる可能性があります。

問題を解くのにどれくらい時間がかかるのか、ぶっつけ本番で知るのではなく、事前に知っておけば、時間がなくなって全然問題が解けないというリスクが軽減します。

数学の大問1に何分使うのか、国語の作文は何分で書き終えるのか、読解問題はどれくらいで解き終わるのか、時間を考えて過去問題を解いてください。

問題の後半などに解きやすい問題が出題されていることもあるので、時間を見て飛ばすという選択肢も作戦もおいた方が良いです。

テストの戦略を立てる

どの問題に、どれくらい時間をかけるのか。大問いくつから解き始めるのか。絶対に落としてはいけない問題はどこか。解けなさそうな問題はどこか。その問題は何分考えてから捨てるか。配点の高い問題はどこか。

テストの問題や配点を知り時間配分を考えたら、戦略が取れます。

過去問題を解いて、どうすれば今の学力(対策をしていない状況)で最大限の点数が取れるかを考えて北辰テストに臨みます。

まだ余裕がある人は

まだ余裕がある人は、以下の記事で教科ごとの即効性のある勉強方法を紹介しています。

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次回以降のテストは

次の北辰テストは、対策をしてから臨みましょう。せっかく過去問題を分析したのですから、次できるようになりたい問題も一緒に考えてみてください。

例えば、国語の作文の書き方を覚えておいたり、社会の歴史の近現代史の勉強を多くしたりすれば数点上がるなぁと思うことなどです。その一つ一つの課題を解決することの繰り返しで、点数は伸びていきます。

北辰テストは1ヶ月ごとにありますから、何か課題を持って1ヶ月過ごせるといいですね。