2学期の受験勉強の本番だと言っても過言ではありません。
2学期の過ごし方や勉強内容によって、受験は大きく左右されます。
この記事では、数百人の偏差値上昇者や志望校合格した学生たちを見てきた筆者が、彼らの共通点や面白いなと思った2学期の勉強方法をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
復習中心の2学期前半
9月は夏期講習で勉強したことの復習や、夏期講習で勉強しきれなかった1〜2年生の内容の復習を行います。
テストで点数を取るのに知識は絶対に必要です。その知識を確実にするために、復習にかなり時間を充てています。
では、具体的な勉強方法をみます。
①問題集の解き直し
夏期講習や夏休みの自主学習で使用した問題集は完璧になっていますか?
完璧というのは、まっさらなテキストをもう一度解いて、すべて自力で解ける状態を言います。
一度勉強しただけで、そのテキストが完璧になる人間なんてほとんどいません。そして多くの人がこのこの解き直しをせず、せっかく頑張った勉強した内容が20%程度しか身についていないで2学期を過ごしてしまいます。
勉強し直して、その内容を完璧に身につけ周りのライバルに差をつけましょう。
②単語や重要語句の暗記
覚え切れていない単語や重要語句の勉強は当然ですが、覚えたことの確認も必須です。
英単語や理科社会の重要語句は、1時間など、まとまった時間で確認することも必要ですが、見直す回数を多くすることが重要です。それには短時間で良いので、スキマ時間やルーティンでの勉強をうまく活用すると良いでしょう。
トイレなどのよく目につく場所に社会の年表や英単語表を貼るのは、この②を目的としています。
③英語の長文は音読で復習
英語の長文は音読で復習しましょう。
単語や熟語、英文法の復習を一度に確認することができます。また、英語が得意だという人も、英文を読む練習を怠ると、速読に影響します。
毎日5分でいいので、音読(最低でも黙読)の時間を取りましょう。
音読の効果の詳細は、下記の記事を参考にしてください。
実戦練習を取り入れる2学期後半
さて、後半(11月くらい)になったら、過去問題や総合問題集を使用して実戦練習を開始します。
数学の過去問題の解き方はこちらを参考にしてください。
過去問題の演習だとまだ習っていない単元もあるので、その点気を付けなくてはいけません。英語と数学は、塾に行って先取りで学習していない場合難しいと思われます。
理科や社会は未学習単元だけ飛ばして演習出来るので、すぐに始められます。
北辰テストの過去問題は、学校のカリキュラムを考慮した総合問題となっているため、未学習単元に注意しなくても良いですね。ファミマ でも過去4年分コピー出来るのでおすすめです。
定期テスト対策を完璧に
定期テストを忘れてはいけません。
2学期までは内申点が入試に影響します。そのため、内申点を決める大きな要因である定期テストの対策を忘れないでください。
1学期と異なり、部活動を引退しているので勉強時間が多く取れるはずです。
テスト期間にテスト勉強を始めるのではなく、学校が始まったら毎日学校の復讐をして定期テストに備えましょう。1週間ごとにワークや学校で使用したプリントを解き直して、テスト前は暗記の時間にするのではなく、確認の時間にできると完璧です。
詳しい定期テスト対策は、こちらをご確認ください↓
https://panchi1104.com/category/teikitesuto/
生活を変える
「1学期と生活を変える事」が最も重要です。
1学期までは部活動が忙しく、平日学校から帰った後や休日の勉強が取りにくかったと思いますが、2学期は部活動を引退し、勉強時間をたくさんとれる様になります。
そんな2学期の時間を、友達とゲームやスマホに取られたりしては大変です。
そのため帰宅してからの時間、休日の時間の過ごし方に気をつけていかなくてはいけません。
成績を上げるには「生活を変える」という強い意識を持ってください。
毎日勉強することは当然ですが、やるべき事を明確にして、計画的に勉強に取り組める様にしましょう。※やるべき勉強はこのブログを参考にしてください。