1.平成30年度埼玉県公立高校入試の平均点
先日、埼玉県教育委員会は18年度入試の平均点を発表しました。
学力検査問題 | 学校選択問題 | ||||||
国語 | 社会 | 数学 | 理科 | 英語 | 数学 | 英語 | |
30年度 | 52.8 | 55.9 | 44.0 | 51.7 | 55.9 | 43.7 | 58.9 |
29年度 | 53.3 | 60.6 | 44.4 | 48.5 | 52.0 | 43.2 | 71.9 |
前年比 | -0.5 | -4.7 | -0.4 | +3.2 | +3.9 | +0.5 | -13 |
特筆すべき点は、2017年度から導入した学校選択問題の英語平均点が、前年比13点減の58.9点だったことです。数学は前年と変わらず、受験生にとって点数の取りにくい入試てあったといえます。
2.今後の対策
学力検査問題
学力検査問題は、次年度も変化なく実施されると予想します。
そうすると戦略は①「理科と社会の高得点狙い」と②「英語と国語はなるべく落とさないようにする」③「数学は大問1を中心に取れる問題を確実にとる」の3つです。
理科・社会は前年度から試験時間が10分延長されているため、点数を取れる人が増えてきています。確実に点数をとるために、「知識の定着」と「記述問題対策」をしておくとよいでしょう。
英語は長文読解を中心として問題ですが、単語と文法をしっかり身に付け、過去問を通して答え方を身につければ、合格点が取れるようになります。
単語の勉強法はこちらを参考にしてください
学校選択問題
平成29年度から実施している学校選択問題ですが、今回の形で落ち着くのではないでしょうか。
数学は昨年と比べて大きな変化はなく、易しい問題は少なかった。様々な問題集や過去問題で応用力をつる必要があります。
英語は問題形式が変わり、平均点も下がりました。教科書範囲からしか出題されないのが公立入試。点数を取りにくくするために、長文の単語数を増やし、いくつかの単語に注釈がつけられませんでした。
問われているレベルはそこまで難化していないが、とにかく長い。少しでも迷ったら、最後に控える、配点が10点の英作文にたどり着けなかったと思います。
次年度の入試に向けて処理スピードを上げることが、高得点のカギとなります。そのため、早くから英文を読む練習を積み重ねる必要です。長文問題を夏休みには始められると、長文に慣れ、読むスピードが速くなるでしょう。
ラインで埼玉県高校入試の役立つ情報配信しています。よかったら友だち追加してください。