勉強方法

平均点を目指す勉強法【勉強苦手・平均点以下の方必見】【テスト対策】

勉強が得意な子もいれば苦手な子もいます。走ることが苦手だったり、球技が苦手だったりと、運動と同じように勉強することが苦手なのです。

そのため、他と同じような努力や勉強方法を求められてしまっては相当の苦痛を伴います。運動が苦手な子は校庭2周でも、とてつもなくつらそうですよね。同じように勉強苦手な子は、計算問題数問や単語数個の暗記も大変な苦労が伴います。

 

そこで今回は勉強が苦手な人は、「どのように勉強したらよいのか」について解説していきたいと思います。

 

勉強が苦手な人は、まずは平均点を目指しましょう。そして他に比べて得意かな、勉強しやすいかなという教科はさらに得点できるような時間配分で勉強計画を立ててください。

 

今回は、勉強が苦手な人に向けた勉強方法の解説ですが、なぜ勉強が苦手かまで分析し、理解したうえで、詳しい勉強法を見てください。

 

理由は勉強が苦手になる理由はいくつかあり、それぞれの理由に対応しないと、お金と時間を無駄にしてしまうからです。

 

勉強が苦手になる理由

・勉強しない

一番わかりやすく、最も解決しやすい理由です。勉強すればいいだけですね。とはいっても勉強するように言っても勉強しないなどの話はよく聞きます。

 

これでは解決した出来ません。なぜ勉強しないかまで、分析していく必要があります。

 

一つの理由として、「やりたくない」が当てはまります。もう少し言葉を加えるなら、ゲームをしていたい、面倒くさいなどです。

 

このような状況から抜け出すには、環境作りが最も効果的です。

塾に入れる、家庭教師を雇う、学校の補講に参加させるなどして、無理やり勉強する環境を作りましょう。また、保護者が一緒に勉強すしながら(読書する)監視するというやり方もあります。

 

これまで1000人近くの中学生を見てきましたが、勉強出来ない多くの理由がこれです。また、逆に、きっと多くの方が思っている以上に勉強できる子供は、テスト前の勉強量は多いですし、普段から塾などで勉強しています。

 

テスト前の2週間前から、平日2時間、休日は5時間以上の勉強時間が取れていなかったら、勉強時間を増やせば平均点を取れるようになると思います。

 

ただし、時間だけ過ぎればよいと考えて、机に座って何もしていない(絵をかいたりして遊んでる)というケースもあるので、やるべきことをやっているか確認しながら進めていかなくてはいけません。

 

勉強内容については後述します。

 

もう1つ勉強しない理由は、「やろうとしてもわからないから」です。これは数学や英語はこのパターンに当てはまることがあります。

英語は、単語を覚えるとか、教科書を音読するとか、「わからない」が通用しない勉強方法もありますが、数学はそうはなりません。

 

数学は問題の解き方をわかるようにならなくてはいけないので、他者の助けが必要となります。そのため、保護者や塾や家庭教師の先生に頼らなくてはいけません。

 

ここでお伝えしたいのは、数学(内容によっては理科も)以外は「わからないからできない」は、ほとんどないということです。

 

英単語を覚える勉強、国語の漢字や教科書の音読、社会の用語の暗記は絶対に出来ます。一人で勉強するときはこれのような出来ることに時間を使い、塾や家庭教師でわからない数学の問題や英語の文法などの解説を受けながら勉強して行くと効率よくテスト対策をすることが出来ます。

 

・話を聞かない(聞けない)

さて、次はなぜ授業が分からないのかという観点からお話をしたいと思います。

 

一つ目の理由が「先生の話を聞いていない」があげられます。

私も塾講師の仕事をしていて、「話を聞いていないな~」と思う生徒もいました。

人間ですから、ボーっとしてしまう事もあるでしょう。しかし、なかにはこのボーっとしてしまう時間が長かったり、頻繁に起こる子供がいます。

これは単に脳が疲れている、眠い、他のことを考えてしまっているなどの理由がありますが、発達障害などの可能性もあります。

 

そのため、「話を聞きなさい!」と注意すればよいという事ではありません。先生に興味を引くテクニックがないからと思う人もいるかもしれません。

確かにそれもあるかもしれませんが、世の中そんなに完璧な先生ばかりではありません。

ではどうすればよいのかというと、個別指導の塾や家庭教師に頼りましょう。

学校や集団形式の塾の場合、ボーっとしている子供はおいていかれてしまう可能性が高いです。そして気が付いた時には、何の話をしているかわからないう状況になります。

 

個別などのマンツーマンである場合、先生は気付いてくれますし、出来ていなければ同じ説明をしてくれます。

 

話を聞いていないという人は、出来ない内容が増えすぎてしまう前に、個別指導型の塾や家庭教師に頼ることをお勧めします。

 

※ここではボーっとしてしまうことの対策には触れていません。それぞれ症状や理由、対処法は異なると思いますので、専門家にご相談ください。あくまで、勉強はマンツーマンが良い人が多いという事です。

 

テスト対策では、社会や理科の用語の暗記は出来ますし、漢字だけは得意という子供も多いです。ワークを何周もしたり、単語カードを使い暗記を繰り返したりしてください。

一人だとボーっとしてしまうという人は、保護者の方と一緒に勉強に取り組んでください。

一緒に教科書を音読したり、問題を出し合ったりと、他者の関りがとても重要です。また、適度に休憩をはさみながら、短時間のクールを何度も繰り返したり、立ちながら勉強するのもボーっとしてしまう対策になるかもしれません。

 

・理解できない

さて、話は聞いているけど、その話が理解できないという人もいます。言語処理や数的処理が特別に苦手という方もいます。

この場合、やはり個別指導塾や家庭教師で、丁寧に個別にわからないところから、一緒にやってもらうことが大事です。

自転車は初めから1人で補助輪なしで乗れる人なんてほとんどいません。初めは補助輪をつけたり、後ろを持ってもらったりして、失敗を繰り返し乗れるようになりますよね。

勉強も同じです。間違えたところを、なぜ間違えたのか説明してもらい、失敗を繰り返しながら成長します。

・平均点を目指すにはマンツーマンがいい?

これまで説明してきた通り、勉強が苦手な人はマンツーマンで教えてもらえる環境の方が理想です。例えば個別指導の塾や家庭教師です。

ただし、集団塾にも教え方の上手だったり、モチベーションを上げてくれる先生はたくさんいます。集団型でも、ずっと平均点以下の成績だったのに、驚くように点数を上げる子供はたくさんいます。

平均点を取るための勉強方法

社会理科数学ではワークの基礎問題を何周も解きましょう。学校の定期テストは決まった内容が出てくるテストです。出題頻度が高く、比較的やさし目な内容に絞って勉強してください。

 

数学であれば、基本問題。理科や社会であれば一問一答などの用語問題です。これらを完璧にすることを目標に勉強をすすめます。

 

その際、数学の計算の仕方や解き方がわからない場合は、補助してもらう(してあげる)環境を整えておきましょう。

 

国語は、まずは漢字を完璧にします。漢字が完璧になったら、詞やことわざ慣用句、古典の知識分野の勉強に移ります。時間があれば読解問題対策です。

 

英語はテスト範囲の文法の理解と暗記。英単語の暗記。教科書の音読ができるようにします。その際、英文を日本語訳にできるようにします。

まとめ

勉強が苦手な人は、まず全教科平均点を目指しましょう。平均点以下を取ると、成績が2や1になってしまう可能性があります。

1や2は入試に不利なのは言うまでもありません。それをなくすには、まず平均点を取る。

勉強が苦手でも、戦略的に勉強してみてください。成績はかなり変わるはずです。頑張って下さい!