英単語は英語の勉強ではとても大切ですね。英単語は欠かすことができないのですが、
「何回も書いても覚えられない」
「覚えられないからやる気にならない」
という人もいるのではないでしょうか。でもそれはあなたが悪いのではありません。勉強法がまちがっている可能性があります。
ただやみくもに書くといったことをしても、逆効果です。日本語でも言葉を覚えるときに何度も書きましたか?
※漢字は形を覚えなくてはいけないので別です。単語はすでにアルファベットは記憶しているはずですね。
勉強の仕方を身につけるだけで、劇的に単語が覚えられるようになります。
目次
これだけはやってはいけない。間違えた暗記方法
発音しない
あいまいな読みでは、記憶できません。しっかりと発音して、音から日本語の意味を覚えたほうが効果的です。
例えば
本→ブック→book
と覚えている人のほうが多いですよね。この発音をとばしてしまうと、ただの記号の暗記になってしまうので、発音を意識してください。
また、発音にも規則性があるので、慣れてくると読み方がわかれば、なんとなく書けるようにはなります。
ひたすら書く
書くことは必要です。この後の正しい勉強法でも、書くことはします。ここで言いたいのは、100回書いても、10回書いても効果はさほど変わらないということ。
ひたすら書くことによって、「たくさん勉強した」と錯覚することが一番こわいことです。
そうすると、テスト勉強でも単語を書くだけで終わってしまったり、たくさん勉強したのに覚えられないとネガティブになったり、あまりいいことが起こりません。
単語の勉強方法
では、どういった勉強をすればよいのか!?勉強法を解説します。まず、単語帳や覚えるべき単語を書き込んだノートを用意してください。
そこには必ず英単語・発音・意味を書いてさい。
そして初めはそれを見るだけです。
①英単語を見る→発音・意味を頭の中でテストの繰り返し
まずはその日に覚えたい英単語の発音と意味を一通り見てください。はじめは15個くらいがいいでしょう。制限時間は2分です。すべて覚えられなくてもいいです。
次に英単語だけを見てください。
その単語をみて頭の中で、発音し、意味を言ってください。頭のなかでテストをするイメージです。
考える時間は5秒。やってみましょう。
単語:interesting
↓
発音:インタレスティング
↓
意味:興味深い・おもしろい
意味まで言えればOK。言えなかったら、すぐに答えを確認し、どんどん次の単語へすすみます。これを繰り返します。
ダラダラやりすぎても逆効果です。集中して頭のなかで発音と意味のテストを繰り返します。5分が上限です。
絶対になんとなく眺めるだけにならないように!
②日本語を見て英単語を発音する
続いて日本語から英語にする練習です。ここでいきなり、英語を書こうとしないでください。英語を使う人でさえも、読めるけど書けないという人もいるくらいです。
日本語の意味を見て、英語の発音を頭に思い浮かべてください。
はい、やってます。
意味:美しい
↓
発音:ビューティフル
これならできる!という人も多いのではないでしょうか。これも3分くらいが良いでしょう。
さぁ、最終段階です。
③発音した単語を書けるように練習する
ここが一番時間を使います。発音した英語を書けるようにしなくてはいけません。
「ビューティフル」を「beautiful」にする作業です。ここでは音とスペルの規則性を意識してください。
ビュー・beau /ティ・ti /フル・ful
こんな感じです。
そしてこの音とスペルを意識しながら、5回書いてください。
最後に日本語を見て、頭の中で発音が自然に流れ、その発音通りに英単語をかけていればインプット完了です。書けない単語はどんどん飛ばして次に進んでください。
最後の作業は10分近い時間が必要です。
このとおり①~③を繰り返すことで、15分の勉強で15個以上の単語を覚えることができます。ただし、1回の勉強で覚え続けられるほど、人間の頭は便利に作られていません。
何度も繰り返すことが大事ですので、残りの15分はこれまでに覚えた単語の見直しに使います。見直しも①~③の手順で行ってください。上級者になれば②と③の作業を一緒に行てもよいでしょう。
まとめ
・英単語を見て、頭の中で発音・意味を言う
・日本語を見て発音する
・発音から英語を書く
これも効果的
・教科書や過去問題などを音読する
生きた英文で単語を確認することは、とても効果的な復習です。また、英文を読むことは速読にもつながります。これも毎日10分続けるだけでよいので、ぜひ始めてはいかがでしょうか。
・オリジナル単語帳をつくる
覚えにくい単語を書き出し、いつでも見れるようにオリジナルの単語帳を作成します。
記憶は何度も繰り返すことで定着します。そのために、いつでも自分の覚えにくい単語を見れるようにしておくと、いざ北辰テストや入試で、「この単語なんだっけ・・・」となることは少なくなるでしょう。
英単語はゼッタイ覚えなくてはいけません。その大切さはわかっているけど、なかなか身につかないという人もいるでしょう。
ぜひ一度、この方法での勉強を1週間継続してみてください。
英語の世界ががらりと変わるでしょう。
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