勉強方法

勉強中の休憩の効果について解説【1分で脳を回復させる方法】

集中力は何時間も持続しません。達人で90分、中高生は30分程度だと言われています。いくら長時間勉強をしても、勉強内容が身につかなかったり、覚えが悪くなったりしてしまいます。


そのため、適度に休憩をとった方が勉強の効率は良いとされています。ここで、よく休憩中は何をしたらよいかという質問を受けますが、基本的には脳を休ませるという意識を持ってください。

 

そうすると、動画をみるやスマホゲームをするといったことにはなりませんよね。それは休憩ではありません。

 

ここから具体的に効果の高い休憩方法を紹介していきたいと思います。

 

休憩には短時間休憩と長時間休憩といった、2種類の休憩方法があります。まずは、短時間休憩方法から解説します。

 

短時間休憩方法

集中力が切れてきたなと思ったときや、10分毎など細目に短時間休憩をとってください。そうすると、長時間集中を保つことができます。ちなみに、この短時間休憩とは1分~3分です。

 

60分の勉強で6回休憩したとしても、50分以上は集中力を保った状態で勉強することができます。

短時間休憩①目を閉じるだけ

人間は視覚情報を処理するために、脳のスペックの9割を使っていると言われています。つまり、目を開けているだけで脳は活動しているということです。目が疲れて脳が疲れるのはこれが関係しています。

 

そのため、目を閉じるだけで、視覚情報が遮断され、脳の活動は軽減され、脳は回復モードに入ります。

 

そしてこれは、1分程度でも相当効果があると言われています。

 

かなりの疲れを感じたら、目を隠して机にうつ伏せた状態で5分くらい過ごせば、かなり脳は回復して、集中力を取り戻します。

 

短時間休憩②体を動かす

集中状態を続けていると、脳は疲弊し、やる気や集中力が低下していきます。そこで、運動をしてあげることで、再度やる気と集中力を増加させます。

 

これは、運動をすることでやる気や集中力を高めるセロトニン・ドーパミン・テストステロンといった脳内ホルモンが分泌されるからです。

 

この際、ストレッチよりも少し息が切れるくらいのスクワットや腕立てなどのトレーニングの方が効果があります。ストレッチはゆっくり心拍数が上昇しますが、筋トレは急速に心拍数をあげることができます。

 

また、ホルモンを脳に分泌させるくらいストレッチをするのでは、3分では済みません。1分間スクワットをして勉強に戻れるので、短時間で集中力を取り戻すのならトレーニングがおすすめです。

 

短時間休憩③水分補給

水分補給も集中力持続には欠かせません。

 

水分を取らないと、脳は十分に活動してくれません。机の上にペットボトルを用意し、少しずつ水分を補給しましょう。

 

長時間休憩

長時間休憩は、短時間休憩をはさみながらある程度の時間勉強した後にとる休憩、または短時間休憩では回復しない場合に使う休憩方法です。

 

短時間休憩をはさんだ勉強を60分続けると、脳の回復も間に合わなくなってきます。そのなったとき、長時間休憩で一気に脳を休ませ、やる気と集中力を回復させます。

 

長時間休憩は5分~30分くらいです。

長時間休憩①仮眠

眠気に襲われたら、15~30分の仮眠をとりましょう。短時間休憩方法で紹介したように、目を開けているだけで、脳は疲弊しています。目を閉じるだけでも脳の回復効果はあります。

 

眠気を我慢した状態で集中は出来ません。30分以上仮眠すると脳の働きが鈍り、すぐ覚醒状態に戻れなくなってしまいます。また、体内時計が狂い、夜の睡眠に影響を与えます。

 

いくら眠くても30分以内で起きることは徹底して守ってください。

 

もし、眠くなったけど眠れないという人は、目を閉じて机にうつ伏せましょう。これだけでも相当なリフレッシュ効果があります。

 

長時間休憩②瞑想

瞑想にスピリチュアルな印象を持つ人が多いのですが、脳科学的にもかなり効果が高いとこが証明されています。

 

瞑想のやり方はとても簡単です。

 

姿勢を正して、目を閉じて、「吸って~、吐いて~」の呼吸だけを意識します(他のことを考えないよう)。これを5分~10分(理想は20分)やるだけで、集中力がアップします。

 

また、ここで目も閉じていますよね。視覚情報もシャットダウンしています。

 

ポモロード法

また、有名な休憩を取り入れた勉強方法として、ポモロード法というものがあります。

 

これは、25分勉強+5分休憩を4セット繰り返し、4セット繰り返した後に30分の休憩をとるという方法です。

 

これまで紹介した休憩の取り方を、型に当てはめたものとお考え下さい。

 

この記事で提唱したように、2時間は5分という短時間休憩をはさみながら、そのあとに30分長時間休憩をするということですね。

 

自分で休憩のタイミングがつかめないという人にはお勧めです。

 

ここで注意したいのは、タイマーでしっかり25分区切りましょう。そして時間が来たら勉強を一時ストップさせましょう。キリが悪いところだったとしてもです。

 

人間は、中途半端なところで作業が止まると、脳にその記憶が残りやすくなります。また、やる気も維持されるので、休憩後の勉強の始まりをスムーズにすることができます。

 

さいごに

休憩中のスマホの使用は絶対に辞めてください。スマホをいじり始めてしまうと、とても5分や10分でやめることができませんし、何より脳を使い続けるので休憩になりません。

 

スマホは自由時間を設けて、そこで使うようにしましょう。

 

休憩は、学力向上のため、成績アップのために行うものです。戦略的に取りましょう。休憩はやりたいことをやるという認識は間違っています。