定期テスト勉強法

定期テスト対策の勉強法を完全解説【高得点者のスケジュールつき】

定期テスト対策の手順を解説します。

 

何から始めたらいいかわからない、毎回勉強はしているけど結果が出ないという人は、ぜひこの手順通り勉強を進めてみてください。

ToDoリストを作成しよう

ToDoリストというのはやるべき事をまとめたリストのことです。これから説明する方法をリストに書き出し、終わったら消していくという方法を取りましょう。

 

ToDoリストを作成して、やるべき事を明確にします。そして、それを一つずつこなす事によって達成感が得られ、モチベーションを維持しやすくなります。

 

タイムスケジュールを作っても良いのですが、それだけだと時間を過ごすことが優先になり、勉強が進みません。やるべき事をリスト化した方が、机にただ座っているだけの時間を減らすことができます。

 

対策を始める前に、やるべき事を明確化し、壁に机など常に目にする場所に貼っておきましょう。

 

リスト内容は適度に細かくした方が良いです。あまりに一つのリスト内容が多すぎると、全然やることが完了せず、モチベーションが下がってしまいます。

 

テスト3〜2週間前

ノート・教科書・プリントまとめ(英語・理科・社会)

学校の授業で使用したノートや教科書やプリントを、別のノートにまとめていきます。

 

このノートまとめの効果は①授業の思い出し②学習内容の整理の2点です。

 

授業を思い出し、学習内容を整理する事によって、暗記の準備ができます。内容によっては、ここで知識も定着しちゃいます。

 

しかし、これは時間がかかるので、テスト直前にお勧めできることではありません。後述しますが、テスト前は覚える事に特化しなくてはいけません。

単語カード(シート)の作成

英単語・重要語句・年号・公式・漢字などを単語カードにまとめていきます。ノートまとめと並行して進めると時間の短縮になり効率よく進めることが出来ますが、一通りまとめ作業が終了してからでも知識の掘り起こしになるので効果はあります。

 

タイミングはどちらでも構わないので、出来るだけ早いうちに作成してください。

 

教科書を暗記しろと言われてもなかなか難しいですが、一問一答形式にすることによって暗記のハードルがとても低くなります。

 

また、教科書やノートを眺めて「覚えた!」という生徒が少なくありませんが、たいてい点数が高くありません。見ただけで記憶できるケースなんてほとんどありません。問題をアウトプットすることが大切です。そのツールを早く作成しましょう。

教科書音読(英語・国語)

英語での音読の効果は適当な勉強の防止と単語や文法の確認です。発音できない単語を覚えることはなかなか出来ません。音読することによって、単語の音を覚え、そしてその音と日本語の意味をつなげる方法が最も理想的な単語の覚え方です。

 

※英語が読めない人は教科書ガイドCDを購入すると良いと思います。発音できないという問題が解決できます。

 

声に出すことによって、喉と耳を使います。この体を動かすという動作が、運動神経を刺激して記憶の定着に作用します。

 

国語は内容の確認と漢字の読みに効果があります。声に出すことによって、わからないところを飛ばして読んだり、早く読もうとするあまり内容が頭に入っていなかったりしてしまうことがあります。

 

しっかり声に出して、じっくり読んでみてください。人に聞いてもらうとさらに効果が高いですよ。

 

国語は数回音読する程度で良いです。逆に英語は暗唱できるようになるくらい読み込みましょう。

テスト2〜1週間前

単語カード(シート)で暗記

作成した単語カードを使って暗記に特化します。一通り暗記が済んでからの方がワークなどは進めやすいです。

 

片面の情報を見て答えが思い出せなかったら、すぐに裏面で答えを確認してください。この時に時間をかけずに数を繰り返すことがコツです。何周もしてください。

 

また、単語カードを使った暗記は、しっかり机に向かって時間をとってもよいですし、寝る前やご飯を待っているスキマの時間を使っても良いですね。

 

ワーク1・2周目

学校のワークを解き始めます。できれば直接書き込むのではなく、別に用意したノートや落書き帳に解きましょう。

 

単語カードで多少なりとも知識をつけた後ですが、出来ない問題もでてきます。そこはちょっと考えたら飛ばしてしまって構いません。

 

とにかく進めることです。

 

最後まで進めたら出来なかった問題をピックアップします。そうすると、覚えていないだけの問題分からない(理解できない)問題に分かれると思います。

 

覚えていない問題は単語カードに追加してください。単語カードに載っているものだったら、ワークに出てきた印をつけておきましょう。

 

わからない問題は学校や塾・家庭教師の先生に聞いて理解するようにしてください。数学や理科は、内容を理解した状態で問題を解いた方が効果的です。そのため、早いうちに理解し、その後の演習にいかしてください。

テスト1週前〜テスト当日

ワーク3・4周目と単語カードの繰り返し

基本的にテスト対策の勉強はこのサイクルになります。

 

ただし、ここまでくると出来る問題も増えてくると思うので、今までできなかった問題を中心に問題を解きましょう。ただし、直前は全部確認しておきましょう。忘れてしまっている可能性があります。

 

ワークには2周目から3周目くらいで直接書き込んでいくことをおすすめします。

 

市販の問題集

余裕のある人は、他の問題に慣れておくために、学校のワーク以外の問題集で演習を行います。(勉強が苦手な方は勉強の中心は学校のワークと、単語カードを使った学校の授業内容の暗記にしておいた方が点数は取れます。)

 

そしてこの時の教材は出来る限り教科書に準拠したものを選びましょう。入試問題のようなものを解いても効果が薄いことがあります。

 

一番人気なワークは教科書ワークでしょうか。ただし、求める難易度によってワークもそれぞれだと思うので、いろいろ見てみると良いと思います。

 

自分で問題を考える

「ここは重要だよな〜」「先生が出るって言ってたな〜」といった具合に、テストで出題されそうな内容や問題を考えながら勉強してください。

 

ヤマをはって、勉強する内容を狭めてしまうのは良くありませんが、テスト問題を想定することは悪いことではありません。

 

自分で問題を作れるくらい考えてみても良いでしょう。

 

睡眠はとりましょう(理想は7時間)

テスト前に慌てて勉強しようとして、夜中まで勉強するのは良くありません。睡眠時間は脳の働きに影響します。しっかり睡眠時間を確保しましょう

 

副教科も忘れずに

音楽・体育・技術家庭・美術の対策も忘れずに。

 

基本時には授業で学習したことの確認と暗記で十分です。何か問題に取り組みたいという人は副教科もワークがあるので、そちらも試してみてはいかがでしょうか。

教科別テスト対策

別の記事で教科別にさらに詳しくテスト対策勉強についてまとめております。

 

そちらも良かったら参考にしてください。

定期テスト対策まとめ↓

https://panchi1104.com/category/teikitesuto/