試験範囲が縮小【2021年度入試】【詳細を解説】

埼玉県教育委員会は6月30日、新型コロナウイルスの影響で約3カ月間休校していた県内の中学校に配慮し、2021年2月に実施する公立高校入学試験の出題範囲を縮小することを決めました。

そして7月10日、具体的な縮小内容を発表しました。県のホームページでも確認できますが、私の考察も含めて紹介していきたいと思います。

出題されない内容

国語

・第3学年における言葉の特徴やきまりに関する事項のうち、慣用句・四字
熟語などに関する知識

・県内市町村立中学校で使用している第3学年の教科書で学習する漢字の読
み書き

漢字や慣用句・四字熟語などの知識事項が配慮されるようです。

国語は、例年とあまり変わりません。勉強も例年通り行えばよいと思います。過去問題も使用しても問題はなさそうです。

社会

・私たちと経済

・私たちと国際社会の諸課題

国際社会の諸課題は毎年そこまで多く出題されることはないので、そこまでの影響はなさそうですが、経済がカットされるのは負担減です。過去問題を使用する際は、経済分野の問題だけ解かないという方法をとれば問題ありません。

数学

・相似な図形のうち、日常生活で相似な図形の性質を利用する場面

・円周角と中心角

・三平方の定理

・標本調査

数学の縮小はかなり影響が大きいです。三平方の定理が使えないとなると、入試問題はかなり変わってくると思います。

過去問題にも三平方の定理を使った問題は数多く出題されています。過去問題を使用する際には注意してください。

また、数学の問題は簡単になるかというと、そうとは言いけれなそうです。上記の縮小内容以外でも難問を作ることは可能ですし、「三平方の定理」を使わない考え方などが聞かれることがあります。

試験範囲が縮小されても、様々なパターンを勉強しておく必要があります。

理科

・科学技術と人間

・地球と宇宙

・自然と人間

「地球と宇宙」では天体について勉強します。天体は毎年多くの受験生が苦労する内容です。相当の負担が軽減されると思います。

過去問題を使用する際には、上記の単元だけ飛ばして問題に取り組んでください。

英語

・関係代名詞のうち、主格の that、which、who 及び目的格の that、which の
制限的用法(接触節も出題しない。)

・主語+動詞+what などで始まる節(間接疑問文)

※ただし、教科書で扱う語彙はすべて出題範囲とする。

重要な文法である関係代名詞が出題されません。とはいっても、長文にはこれらの文法は入ってくるのではないかと思います。ただし、その部分に注釈がつくでしょう。

さすがに、関節疑問文と関係代名詞抜きで入試レベルの英文を作ることは難しいと思います。

では、これらが出ないということがどういったように関係するのかというと、並び替えの問題や解答の根拠にならないということです。

解答する際に関係代名詞を考えなくて良いというのは、受験生にとっては楽になったと言えます。

注意点

全教科でかなりの内容を縮小しているというい印象です。ただし、「内容縮小=志望校に受かりやすい」ということではありません

勉強すべき内容が減った中でライバルより点数を取らなくてはいけません。その分、正確さが求められますし、高得点も求められるかもしれません。受験勉強が楽になったということではないので注意しましょう。

また、試験範囲の縮小は私立の学校には必ずしも適応はされません。

すでに「三平方の定理」や「関係代名詞」を出題するという明言している学校もあります。中学校では勉強しない可能性もあります。塾や自分で勉強しなくてはいけません。

まとめ

試験範囲の縮小は中学3年生で習う内容です。

そのため、中学1・2年生の復習がカギを握ります。すべての内容を完璧に暗記するつもりで復習すると、各教科高得点が狙えます。

試験範囲が縮小されても、勉強は必要です。まずは1・2年生の復習から始めましょう。

【参考】

埼玉県教育委員会ホームページ「令和3年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学力検査問題の出題の基本方針」

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