学校情報
【所在地】
〒353-0004
埼玉県志木市本町4-14-1
【最寄り駅】
東武東上線志木駅から徒歩7分
【連絡先】
電話番号 048-471-1361
入試について
自己推薦入試
慶応義塾志木高等学校では、自己推薦入試を実施しています。推薦入試とはいっても、埼玉県で実施されている確約を用いた入試ではないことには注意が必要です。
【募集人数】
約40名
【出願資格】
・3年1学期(2学期制の場合は1学期)の評定が9科5段階評価が合計で38以上。
・欠席日数の合計が30日以内(病気、怪我、大会出場等によるやむを得ない長期欠席のために、規定を満たさない場合は、診断書あるいは学校長からの事由書等を添えること。)
・合格したら必ず入学すること。
【選考方法】
第1次選考:書類選考
「志望動機」「学生時代に熱心に取り組んだこと、そしてそこから得たことの紹介」「高校生として学びたいこと」や「学生時代の学校内外での実績や資格・技能について」などを記入します。
書類通過のポイントは以下の通りです。
・主語述語の関係、接続詞の使い方など国文法の正しさ。
・一文を長くし過ぎない。
・会話表現を使わない。
・具体的である。
・熱意が伝わる。
第2次選考:面接資料・個人面接・グループ面接
面接資料は国語・数学・英語の知識を問う記述式の問題に答えながら資料を作成します。
個人面接では、複数回行われ、好きな本や時事問題など様々な質問がされます。また、面接資料や出願書類にも書いた志望動機などについても質問されるので、内容を確認しておく必要があります。
グループ面接ではグループディスカッションの要素も含みます。意見の述べ方や気を付ける、役割をまっとうするなど、就職活動と同じような対策が必要です。
一般入試
2月中旬に実施され、一次試験のテストの得点と二次試験の面接で合否が決まります。一次試験の入試問題は、かなり難度が高く、特別に対策をしないと解けない内容です。
【国語】
年度にもよりますが、漢字に加えて古文や語句や四字熟語、慣用句・ことわざなどの知識が出題されます。標準的な語句が多いですが、数か月で身につくものではありません。コツコツ勉強をしておくことが必要です。
文章読解は論説文と小説が出題されます。論説文は自然科学分野や人文学などの難解な内容で、なおかつ難しい語句が使われることが多いです。そのため文章読解になれていない中学生には読みづらいと感じるでしょう。普段から少々難解な文章を読んでおくことを良いでしょう。
新潮社、岩波書店、筑摩書房、中央公論社などの新書を読むと効果的です。難解な文章になれるだけでなく、論理的思考が身につきます。大人向けの文章なので、難しい語句が使われますが、辞書を引きながら読むと語彙力も身につきます。
ただし、読むのに苦労をすることがあるので、自分の興味を持った内容で構いません。中学1年生から始めると、かなりの効果の高い対策となります。
読解問題を解く練習は過去問題に取り組むことが最も効果的です。5年分の問題を複数回解くようにしてください。
【数学】
全体的に難度の高い問題だが、標準的な問題を網羅しておけば類似問題も数問出題されます。
そのため、学校のワークだけでなく、標準~応用レベルの問題を数多く解き、解法のパターンを身に付けておくこと良いでしょう。
特に、計算問題、関数、確率、平面図形、空間図形、は徹底的に鍛えておきたいところです。
【英語】
長文読解問題が3題となっており、英文を正確に素早く読み解く力が求められる。そのため語彙力と文法の知識は絶対条件です。
単語も文法も高校1年生レベルまで求められます。
文法は関係副詞や仮定法まで出題されるので、特別な対策が必要です。中学校では勉強しません。また、単語も4,000語程度必要です。大学入試の標準レベル、英検準2級レベルまで目を通しておきましょう。
対策
塾に通おう
慶応義塾志木高校に合格したいのであれば、絶対に塾や家庭教師が必要です。自学では限界があります。
入試問題は高校レベルが出題されるので、そこまで対応した塾に通うか、家庭教師を頼むようにした方が良いでしょう。塾によっては自己推薦の対策を行ってくれるところもあります。
駿台模試を受けよう
駿台模試とは、難易度が高く、都内の難関私立高校を受験する生徒が多く受験する、全国会場テストです。
難関私立高校の問題を研究して作られた問題に挑むことで、リアルな志望校判定を得ることが出来ます。また、問題自体が類似問題であるので、解答解説集で復習することでさらに力をつけつことが出来ます。
駿台テストのホームページはコチラ↓
http://www.sundai-net.jp/cgi-bin/moshi/index.php
さいごに
近年、大学入試改革により、大学付属の高校の人気に拍車がかかっています。その中でも、私立大学の最高峰ともいえる、慶応大学の付属校である慶応義塾志木高校は、当然倍率は高いです。
受かるには相当な努力が必要です。また、特別な対策が必要です。ここに受かるような受験生は早くから塾で勉強を始めています。
少しでも興味をお持ちであるなら、今すぐに行動をするべきだと思います。