【埼玉県公立高校入試の仕組みわかりやすく解説】入試を有利に進める3つのポイント

「なんで中1から勉強しなくちゃいけないの?」

「部長をやっておくと、入試に有利って本当?」

「内申点が低いのですが、どうしたらよいでしょうか」

塾の仕事をしているとこういった相談や質問を受けることが多々あります。

そして入試の仕組みを知らない人は、いざ入試となったら「時すでに遅し」といったことになり、後悔する人も少なくありません。

入試で後悔しないために知っておくべき埼玉県公立入試の仕組みと、有利に入試を進める方法をお伝えします。

1.埼玉県公立高校入試の仕組み

1-1 選抜方法

埼玉県の公立高校入試は学力考査」+「調査書」+「面接・実技(実施校のみ)」の合計点を使って、合否を決めます。3月上旬に行われる5教科の学力考査だけで決まるのではなく、調査書の点数が加わり、合計得点の高い人から合格となります。

偏差値が受験校に全然届いてなかったお子様が合格したり、偏差値70なのに志望校に受からなかったりするのは、この調査書にヒミツがあります。

1-2 学力考査

2月下旬か3月上旬に1回のみ実施します。2019年度入試は2月28日(木)です。

基本は国語・数学・英語・理科・社会の5科目で500点満点のテストです。ただし、理数科では理科と数学を200点満点に換算し、700点満点に。外国語科では、英語を200点満点に換算し600点満点にします。

※2018年度入試では所沢北高校の理数科や蕨高校の外国語科はこの方式を採用していません。

高校の判断で、英数のみ一部に応用的な内容を含む学力検査(学校選択問題)を実施することができます。簡単に言うと「英語と数学の問題を難しくする制度」です。

1-3 調査書

調査書の点数は「(1)学習の記録+(2)特別活動等の記録+(3)その他の項目と3つの項目から成り立っています。

1-3(1)学習の記録

「学習の記録」は「通知表の得点」のことです。5段階評価×9科目で45点満点ですね。注意すべきポイントは、「学習の記録」は中学1年生~3年生の3年間分の評定が利用されることです。

ただし、中学3年時の得点が優遇され、中1、中2、中3の評価を1:1:2で扱う設定になっています。この計算が少しややこしいのですが、この場合、中1と中2の評価はそれぞれ 45 点満点×1、中3の評価は2倍して 90 点満点とし、「45 + 45 + 45 × 2 =180 点」。これがこの項目の満点となります。これは各高校が定めますが、基本「1:1:2」か「1:1:3」です。

「通知表の得点」は定期テストの点数と学習態度・意欲で決まります。中学1年生の学習内容は容易であるため、入試問題で点数を取るよりずっと簡単に高得点を取ることができます。

勝ちやすいときに勝つ、勝負事では鉄則ですね。「受験なんてまだまだ~」と言っていると、中学3年生になったとき後悔します。

ですので、定期テストの本当の重要性を理解して勉強を進めてください。また、忘れがちなのは授業態度・学習意欲。提出物の期限を守るのは当然のこと、嫌いな先生の話も「ウンウン」うなずいて聞く必要があります。授業中に挙手をしたり、先生に質問するのも効果的です。

1-3 (2)特別活動等の記録

生徒会活動、学級活動、委員会活動、部活動など学校活動での経験や実績を得点化します。各学校が40~100点くらいで定めます。学校によって異なりますが、得点の基準は明示されておりません。生徒会長や部長は加点されます。

1-3 (3)その他の項目

選択教科の学習の記録、総合的な学習の記録などについて、各高校が定めた基準に従って点数化されます。英語検定や漢字検定などの資格や、出欠の記録などはこの項に含まれます。

1-4 面接・実技(実施校のみ)

面接・実技は多くの高校で実施していません。実施する高校のみ加点をする方式です。

2.内申点の重みが高校によって異なる

学校は内申点の比重をコントロールすることができます。つまり「学力検査」を重視するか、「内申点」を重視するか、学校側が決めることができるのです。

調査書点に学校別の係数をかけあわせ、実際に使う点数にします。

驚くのは、偏差値が同じくらいの学校でもタイプが異なることです。お子様によって、有利な学校・不利な学校が存在します。

北辰テストなどの模試で思うような志望校判定が出ていなくても、内申点が高ければ、受かる可能性は十分にありますし、内申点が高くなくても、偏差値重視の学校を受験すれば、合格する可能性は高まります。

この記事を読んで気になるのは、「ご自身のお子様(または自分)の志望校の選抜方法はどうなんだ」ですよね。

埼玉県教育委員会のホームページで確認できます。

https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/30senbatsu-kijyun.html

「一般募集」の欄で「②調査書」と「⑥調査書」の点数が高ければ内申点を重視していて、低ければ学力考査の点数を重視しています。

※第1次選抜と第2次選抜というのは、同じ試験で2種類の物差しを使うとお考え下さい。

3.入試を有利に進める方法

以上の基礎知識をつけた上で、高校入試を有利に進めるための方法をお伝えします。

・内申点を高くする。

学校によっては内申点「1」は、当日の学力考査の「2点~6点」になります。点数がとりやすい(テスト範囲がせまい)定期テストで確実に点数をとり、提出物の期限を守り、授業でも挙手をすることで、内申点は高くなります。

内申点を上げる方法はこちらの記事を参考にしてください

【超簡単に内申点を上げる3つの方法】内申点が3から4になるだけで入試が劇的に有利になります!

・生徒会役員になる。

特別活動等の記録で大きな加点になる可能性があります。人数に限りがあるので、生徒会が難しい場合は、部長や委員長でも多少の加点はあります。

・自分にとって有利な受験をする。

内申点を重視するのか、学力考査の点数を重視するのかも考慮して、受験校を選ぶ。

※あくまで入試を有利に進める情報だけを書いています。塾長時代は、やはりお子様が受けたい学校を受けてほしいと思っていました。

4.最後に

埼玉県公立入試の仕組みは理解できたでしょうか。仕組みを知っているからこそ、行動に根拠を持つことができます。根拠を持った行動を繰り返せば、必ず結果が出ます。

このブログをみて、皆様の受験の成功することを願っています。

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