勉強方法

【北辰テスト英語】リスニング対策

「リスニングは苦手」

「何言ってるかわからない」

「いつもリスニングで点を落としてしまう」

「対策方法がわからない」

このように、リスニングが苦手で困っていませんか。

 

それほど、難しくないのですが、苦手意識が先行してしまい、なかなか勉強に取り掛かれないようです。

 

この記事では、北辰テストのリスニングの傾向と対策(勉強法)をお伝えします。この記事をきっかけに、英語の成績があがったら幸いです。

 

問題の傾向

まずは問題傾向を知りましょう!リスニングは全部で28点。

問題1~3 会話を聞いて、質問に対する答えとして適切な絵を選択肢から選ぶ問題

この問題は易しめです。短めの会話文が流れ、その後に質問文が流れます。その質問の答えに適する絵を選びます。絵は食べ物や5本のペンなど、易しめの単語でわかるような絵です。

 

ただし、キーワードとなる単語の知識がないと得点できません。

 

例えば、曜日、天気、数詞、などの単語を聞き取る問題が出題されます。基礎知識の教科は大切です。

 

問題4・5 英話を聞いて、質問に対する答えとして適切な絵を選択肢から選ぶ問題

 

問題1~3とほぼ同じ問題です。違いは1~3は会話文で、4と5は会話ではなく、1人が英語で説明しています。それを聞き取る問題です。

 

ポイントも問題1~3と同じです

 

問題6 130語程度の会話文を聞き取り、日本語の質問に答える問題

 

英文は問題1~5に比べて長めです。集中して聞いていなくてはいけません。ただし、すべてを聞こうとすると、またはメモに集中しすぎると、大事な部分を聞き逃します。

 

質問はすでにテストに書いてあります。そのため、英文が流れる前から、聞き取るポイントがわかる問題です。

 

はじめはすべてを理解しなくても良いので、なんとなく聞き流しています。そして答えをいう流れになったら、集中力を高めます。

 

例えば、「ケンジはトムと公園で何をしましたか。」という問題があれば、必ずどこかで「ケンジがトムと公園にいる話」が出てくるはずです。いきなり「二人はサッカーをしていました」などとはなりません。

 

その「公園に行きました。」となったときに、「ここだ!」と集中力を高めてほしいわけです。そうすると、

 

They played soccer there.(彼らはそこでサッカーをした。)という英文が続きます。

 

答えは「サッカーをした」となるわけです。ここを聞き逃してしまうと、答えることが出来ません。

 

そのため、リスニング特有のメモメモ病に陥ってはいけません。メモしながら、英文が頭に入ってくるならかまいませんが、2つの作業を同時に行うのは、なかなか難しいですよね。

 

なんとなく話を理解しながら、ポイントが近づいたら集中力を高める作戦が点数に結びつきやすいです。

 

問題7 130語程度の英文を聞き取り、質問に対する答えとして適切な選択肢を選ぶ問題

ちなみに、「英文を聞いて、質問に対する答えとして適切な選択肢を選ぶ問題を選びなさい」という指示も英語で流れます。これは慣れたら問題ありません。

 

では、ポイントです。数点あるので、箇条書きにします。

 

・余裕があれば、選択肢を見ておく

これは、余裕がなければやらなくてOKです。英文を聞く方が大事。

 

・1度目の英文で、なんとなくの流れをつかむ

問題6と違うのは、まだ何が聞かれるかわからないということです。問題6はなんとなく聞き流して、答えの部分が来そうになったら集中力を上げる作戦でした。

 

しかし、問題7はそれは出来ません。ですので、問題が流れたときに「この話、最初の方にしてたな」のように、次に本文を聞くためのポイント作りを意識します。

 

ここではある程度メモが必要になるでしょう。ただし、全文書くのではなく、キーワードだけ抜き取る感じで良いです。

 

・1度目の質問で、聞かれる内容を把握。

ここが一番重要です。何を聞き取るかをここで確定させます。

 

ポイントは疑問詞主語動詞です。もちろんその他の要素も大事なのですが、動詞に注意していれば頭に入っていると思われます。

 

(例)When did Ken go to the park?(ケンいつ公園に行きましたか。)

集中するポイント(疑問詞と主語と動詞)を意識すると、聞き取りやすいです。

 

・2度目の英文で答えを出す

あとは2度目の本文で、質問を意識しながら英文を聞きます。ここで答えを出すので、ここも集中します。ただし、問題3と同じように、集中するポイントを間違えないようにしてください。

先程の例だと、「ケン、いつ、行った」を頭に入れながら、答えが近づいてきたら集中力を高めればよいわけです。

勉強法

過去問題を解く

北辰の過去問題を使った勉強です。どんな問題が出るか、実際に体験する必要があります。また、繰り返し解いても効果があります。

 

日本語の歌でも、何度も聞くと、歌詞が聞き取りやすくなりますよね。耳がなれるので同じ問題を繰り返し解いてください。

リスニング問題集

新しい問題に取り組みたい場合は市販の問題集を購入して練習しましょう。

 

期間を空けて練習するより、短期間に集中して練習する方が効果的です。本当は毎日取り組むのがベストですが、なかなか毎日は難しいですよね。

 

ですので、北辰テスト1週間前くらいから、一気に取り組む方が良いです。

 

おススメの問題集はこちらで紹介しています。

【定期テスト勉強法(英語)】

音読

発音できないと聞き取れません。日頃から教科書の本文や、北辰テストの英文を読むと良いでしょう。

 

ただし、適当ではいけません。主語や動詞のイメージや、文の区切りなどを意識しましょう。

 

北辰テストの過去問題を購入すれば、音声がダウンロードできるので、その音声に続けて読んでみるのもいい勉強方法です。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

解き方をイメージするだけで、少しは取り組み方は変わるのではないでしょうか。ぜひ、練習で試してみてください。上手くいったら、本番でも実践してみてください。

 

ただし、英語の基礎が出来ていないとリスニングは向上しません。文法と単語の知識があってのリスニングです。この二つの勉強も忘れずに。

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