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私立高校と公立高校、どっちがいいの!?【ついに決着!?】

受験指導をしていると必ずと言っていいほど頂くご質問。

 

このページに来た頂いたということは、同じ疑問をお持ちなのだと思います。

 

そこで今回は、私がこの問題を解決していきたいと思います。賛否両論あると思いますが、一人の教育従事者としての意見として参考にしていただけたらと思います。

 

結論です。私は、

 

私立高校の方が良い!!

 

と考えます。

 

無料コース有料コース、どちらのサービスの方が良いと思いますか?

 

絶対有料コースですよね。お金をいただくには当然それ相応の対価があります。

 

私立高校と公立高校も同じです。私立高校の学費は高く、入学金や施設運営費もかかりますが、その点サービスは充実しています。そう考えたら私立高校が良いに決まっています。

 

もう少し詳しく理由を説明していきます。

この記事でわかること

・私立高校の方が良いと考える理由

・公立高校の良さ(選ばれる理由)

・私立高校と公立高校、進学先に迷った時はどうすれば良いか

 

私立高校の方が良い理由

理由①設備が整っているし、キレイ

私立高校はキレイでグラウンドや施設も整っています。自習室や図書室もきれいで、学習環境は最高です。学食なども公立に比べて充実しているところが多いです。

 

部活の設備等も公立高校に比べたら比べ物になりません。

 

なぜ、公立高校とこんなにも差があるのかというと、お金がかけられているからです。

 

素晴らしい環境は私立高校の魅力の一つです。

 

理由②ICT養育に注力している

学校が一斉休校した時の対応が公立高校と私立高校とでは、かなり大きな差がありました。

 

私立高校ではオンライン体制を一気に整え、4月にはオンライン授業を始めた学校が多かったようです。しかし公立高校はそういった対応が遅れていました。

 

これは、タブレットやノートPCを既に配布していたことや、公的機関にはないフットワークの軽さに起因します。

 

そもそも私立高校ではICT教育に力を入れていて、オンライン英会話を授業に導入していたり、タブレットで生徒管理を行っていたりします。ICT教育には、私立高校と国立高校とでは雲泥の差があります。

 

理由③英語教育に注力している

ICT教育教育だけでなく、英語教育にも早期から力を入れています。例えば、先ほどもお伝えしたように、オンライン英会話を導入していたり、英語の授業は完全ネイティブ授業であったりします。

 

公立高校でもオールイングリッシュの授業となりますし、公立高校の先生たちも素晴らしい方がたくさんいらっしゃいますが、経験の差があり過ぎます。

 

また、受験を意識した指導を徹底しているので、英語の成績は上がりやすいです。

 

理由④大学進学に注力している

なぜ英語教育に力を入れているかというと、大学進学に英語力は欠かせないからです。

 

高校のベンチマークとして、大学進学実績は絶対です。大学進学実績を良くするために、カリキュラムがあり、設備や学習環境が整えられ、腕のいい先生を雇っているのです。夏期の補講なども実施している学校もあります。

 

4つの理由を説明しました。

 

お気づきかもしれませんが、私の意見は「大学進学を第一で考える場合、私立高校進学の方が良い」ということです。

 

公立高校が選ばれる理由

でもなぜ、いまだに多くの学生が公立高校を選んでいるのでしょうか?

 

一つ目の理由はやはり学費です。

いくら補助金の制度が充実してきたとはいっても、実際に所得制限があります。また、その他修学旅行が海外であったり、施設費がかかることもあったり、負担が減ったとはいっても、その負担を避ける家庭が多いです。

 

二つ目の理由はブランド(学校名)です。

特に高偏差値の学校は、教育サービスより学校名にこだわっている受験しているように思います。「偏差値〇〇以上の学校に行きたい」とか、「浦和高校や浦和第一女子高校や大宮高校に行きたい!」など、サービスの優先順位が低くなっている人が多いです。

 

私立高校は確約の制度があるため、受験の達成感が公立高校に比べて低いのでしょう。また、公立高校は、昔からその地元で名のある学校ですから、世間からの目というのも気にしているのでしょう。

 

偏差値が50〜60の学校もその傾向が多少見られます。学校名で選ぶ人、結構います。

 

三つ目は大学進学を目指していない人の存在です。

専門学校に行きたいとか、まだ進路は決まっていないという人も多くいます。そういう人は、私立高校より、お金のかからない公立高校を選択する人が多いです。

 

四つ目は私立高校の特色を敬遠することです。

良くも悪くも、私立高校は公立高校に比べて校風はユニークです。例えば、大学付属であったり、宗教法人であったり、極端に校則が厳しかったり、勉強が大変であったり。

 

公立高校にはそういった特徴は弱いです。そのため、無難に公立と考えるようです。公立高校の方が、校則は緩いという印象もありすね。

 

五つ目は「なんとなく公立」という雰囲気です。

結局周りが公立だから自分も公立と考える人が少なくありません。そこに行き着くまで、1〜4の要素があるわけですが、周りの存在は小さいものではありません。

 

当然その中には、友達の影響もあります。

 

結局、私立と公立どっち行ったらいいの?

ここまで私立高校の方が魅力的がと言ってきましたが、進路選択は正直どっちでもいいと思います。

 

大学進学がすべてではありませんし、大学進学を考えていたって、塾や予備校に通いながら公立高校に行けば良いだけです。

 

私立高校に進学して、「公立高校にすれば良かった」という人もいますし、当然逆の人もいます。合うかあわないかは人それぞれです。

 

重要な要素は、お金本人の気持ちの問題です。

 

お金というのは学費の問題です。近年、私立高校進学でも補助金が出るため、家庭によっては、かなりコストを抑えることが出来ます。所得が低い家庭でも私立高校には通いやすくなりました。

 

しかし、収入が一定以上になってしまうと、補助金の額が少なくなり、直接払う学費が高くなります。

 

学費が高くなることを避けるのであれば、当然公立高校に進学したほうが良いでしょう。しかし、重複しますが、大学進学を目指す場合によっては予備校に通うなど、学費以外の出費もあり得ます。

 

本人の気持ちというのは、きちんと学校を見て自分で判断することです。他人が否定的なことを言っていても、実は本人にとってみてはとても魅力的に映るかもしれません。

 

周りの意見を参考にしながらも、見学会などに参加し、自分の目で学校を見て決めて欲しいと思います。

 

いくら進学実績が高かろうが、設備が完璧であろうが、お子様本人が「この学校は嫌だ」と思えば、その学校は違うのかもしれません。

 

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