やる気が出ない、そんな方に今日お伝えしたいのが、強制的にやる気をあげる方法(強制的にやる気スイッチをあげる方法)です。
目次
強制的にやる気スイッチを入れる方法
強制的にやる気を入れる方法は、我慢して机に向かって勉強することです。
「えっ・・・、それが出来なくて困っているんだ!!」とお怒りの声が聞こえてきそうです。
これが事実です。やる気があがってくるのを待っていても、やる気は上がりません。
ただ、皆さん思い出してください。
とりあえず机に向かい勉強を始めたら、「これもやりたいあれもやりたい」「ここまではやりたい」などと、あれよあれよと勉強や作業が進むといった経験はありませんか?
やる気はなかったけど、勉強していたらやる気が出てきということです。
これを「作業興奮」とよび、作業を始めてしばらくすると、脳の側坐核という部分の活動が活発となり、脳の調子が上がってきます。これはクレペリンという、有名な精神科医が100年前に発見し、最近の脳科学でメカニズムが判明されたものです。
やる気が上がらない人の特徴
しかし、それでも机に座ってもやる気が上がらず困っているという人は、おそらく以下の3つの状態になってしまっていると思います。
スマホやテレビなど他のものに気が散ってしまっている
スマホが手元にあると、LINEの着信を気にしたり、その他SNSを見たくなってしまいます。
当然勉強が始められない、勉強を始めたとしてもやる気が出てくる前にスマホを触ってしまいます。結果、せっかくスタートラインには立ったものの、やる気はあがらず、すぐに勉強をやめてしまいます。
スマホは出来るだけ手の届かない場所に、そして自分の周りには、ほかの誘惑がない状態にしましょう。
いきなり難しい問題から始める
やる気が上がり集中力が高まるまえに、難しい問題にとりかかってしまう人がいます。「難しい、できない」となり、これもまた勉強をやめてしまう要因となります。
出だしはなるべく負担の少ない、計算問題や漢字練習、単語練習から入るとよいでしょう。そして、だんだんと内容のレベルを高めていくと集中できます。
何をやればよいかわからない
いざ勉強を始めようとしても、何から手を付けたらよいかわからず、ただ「なにをやろう・・・」となって時間を過ごしてしまう人もいます。
そういう人は、先生の相談して、効果的な勉強を確かめておきます。
学校のワークを解く、検定の勉強をする、計算ドリルに取り組むなど、人によって効果の高い勉強は異なります。
勉強するときに考えるのではなく、あらかじめ決めておくことがポイントです。
やる気は5分で上がる
脳が活動し始め、やる気が上がってくるまで5分かかると言われています。
そのため、まずはやる気がなくても、5分間自分の決めた勉強を我慢して取り組みましょう。
それでも気分が乗ってこなかったら、それで終わりにしてもかまいません。
しかし、ここまでやりたい、他の教科も少し見ておきたい、答え合わせをしたいなどとなれば、その気持ちを大切にして、5分以上になっても続けてください。
すると、気が付けば15分くらい経っています。15分やる気がでて、勉強に集中していたことになります。
このように成功体験を積み重ねることで、やる気を強制的に高めて勉強することができます。
とにかく、5分間始めることが大切です。
さいごに
さらに効果的なことは、5分の勉強を始める前に、息が切れるくらいのトレーニングを30秒ほど行うことです。
詳しくは【超簡単】30秒で勉強の効率とやる気を上げる方法をご覧ください。
厳しいことを言いますが、やる気が上がらないから勉強しないというのは、言い訳にすぎません。
勉強したくなくても勉強している人は大勢います。そういう場合でも、うまく勉強していく方法を知り実践していかないと、いつになっても変われません。
ぜひ、成績を上げたいという人は参考にしていただけたらと思います。