1月から2月下旬(高校入試)までは、受験勉強のラストスパートです。ラストスパートに失敗すると、今まで調子がよかったとしても、入試は上手くいきません。
第一志望に合格するためにも、正しくラストスパートが出来るように、3学期勉強方法をお伝えします。
とにかく時間がありません。効率を意識した勉強を心がけましょう。
過去問題演習(やり方に注意)
過去問題演習は外せません。
しかし、過去問題も正しく使用しないと、効果がうすい勉強となってしまうことに注意です。
過去問題は、問題集ととらえましょう。理科社会などは知識のアウトプットです。問題の答えでけではなく、前後にある選択肢などにも着目し、知識の劣化を防ぎ、「ヤバイ何だっけ・・・」を無くします。
そのため、問題を解くだけではなく、その他の選択肢も覚えているかなどにも確認していきましょう。
そして、得点に一喜一憂してはいけません。得点はあくまで参考記録。入試本番までに点数をどう上げるかを考える必要があります。解いた問題を分析し、自分に足りないことを明確にします。受験まで時間がありませんから、即効性のある勉強をしないといけません。
過去問題を使用する目的の一つが、まさにこれなんです。
のこり日数が少ない中で、何の教科、何の単元に力を注ぐかを決める役割があります。
問題形式になれる点も大きなメリットです。英語や国語などは問題形式に慣れるだけで、大きな時間短縮につながります。
過去問題についてはコチラでも詳細を解説しています。
過去問題であらわになった自分の弱点の復習
定期テスト対策の様に、全力で暗記や練習に臨んでください。
例えば、数学で図形の知識がおろそかだと感じたら、教科書やテキストを使って定義や解法を全力で暗記し、練習(アウトプット)します。社会であれば、苦手な時代や、分野だ若手来るはずです。そこを、一問一答やワークを使い知識を補います。
過去問題も大事ですが、過去問題一本にせず、苦手な分野の暗記もまとめて行ってみてください。これで、出来ること(得点できる問題)を増やしていきます。
1日で、10個の知識を付けるだけでも、かなりの得点アップです。
直前期は理社の勉強効果が高い
理科社会は知識問題が多いので、直前期にはもってこいです。
前日に覚えたことが入試に出題されたら、きっと当日は正解するでしょう。知識問題が多い理科社会は、この傾向はとても強いです。
3問ハマれば、10点近く点数が上がります。上手くいけば、理社合わせて20点近く上げることも可能です。理科社会が苦手な人は、2月からは理社の勉強の割合を大胆に上げしまいましょう。
過去問題を解いて、理社の強化が課題となった人は、さらに成長のチャンスがあるという事を覚えておいてほしいと思います。
社会の詳しい勉強の仕方はコチラ↓(北辰対策の記事ですが、入試対策にもあてはまります)
勉強時間の確保を!
とにかく勉強量が重要です。効率の良い勉強で、勉強量を確保すれば面白いようにラストスパートの成果が出ます。
過去問題を解いていても、解ける問題がどんどん増えることに快感を覚えます。
こうなれば、ハイな気分で勉強も出来ます。
しかし、初めは苦しいです。
スマホを触りたい、ゲームしたい、テレビ見たい、これらすべてを断ち切って、受験勉強に全振りしなくてはいけません。
何とか誘惑に負けずに、勉強量を確保して下さい。
誘惑に負けそうな人はコチラを↓
まとめ
・過去問題を使って、総合的に復習しよう。
・過去問題を使って、自分の強化するべきポイントを知ろう。
・基本的なワークやテキストを使って、強化ポイントの復習を定期テスト前くらい頑張ろう。
・理社を勉強しよう。
・勉強時間を確保しよう。