新型コロナウイルスの影響で、家庭学習が注目を浴びています。
ただし、以下の理由で家庭学習を嫌う人が多いのではないでしょうか。
「家だと集中できない」
「誘惑に負けてしまう」
「すぐ寝てしまう」
しかし絶対に家で勉強できた方が良いに決まっています。
おそらく、多くの方が「それはわかってる、けど・・・」と思っていると思います。ではなぜ自宅学習が良いのでしょうか。
目次
自宅学習のメリット
声を出せる・動き回れる
自宅学習では周りに迷惑をかけることがありません。
つぶやきながら問題を解いたり、音読をしたり、家庭勉強では声を出すことができます。しかし、塾や図書館の勉強スペースでは、なかなか声を出すことができません。
自宅だからこそできることです。また、歩き回りながら音読をしたり、暗記をすることもできます。
ジッとし続けることが苦手な人こそ、家で勉強するべきです。
余計なお金がかからない
塾の自習室やカフェで勉強しようとすると、塾代やコーヒー代がかかります。
家庭学習を身に付けることができれば、無駄な費用がかかりません。
その費用で、家庭教師を雇ったり、教材を購入をした方が、効率が良いです。
いつでも勉強できる
家以外で勉強しようすると、時間が限られてしまうことがあります。せっかくやる気が上がっていたのに・・・となってしまうこともあるでしょう。
特に朝は集中するのはとても良い時間なのですが、朝から自習できる場所はそんなありませんよね。
いつでも勉強できる家が、勉強場所としてはベストなのです。
今後オンラインが広がり、家で勉強することが増えていきます。そうなったときに家で勉強できた方が良いですね。
リスクが少ない
外に出ることがないので、様々なリスクが回避できます。
例えば、
・感染症（インフルエンザや新型コロナ）
・事件や事故
・子供の非行
これらを心配しなくて良いのです。親の心労はかなり軽減されます。
自宅学習の方法
家庭学習の効果を伝えたところで、自宅学習を集中して行うための具体的な方法について説明していきたいと思います。
勉強する場所はきれいにしておく
気が散ってしまう人は、その要因が目に付く場所にあることが多いです。
そのため、勉強場所は片付けてください。（ほとんど何もない状態のところで勉強してください）
漫画や雑誌は当然のこと、他教科の教材なども、目の届かない場所に置きましょう。
そうすることで、その時に取り組んでいることだけに集中できます。
スマホは電源を切って、引き出しの奥にしまってください。スマホにたどり着くまでの、障壁が多ければ多いほど、その誘惑に負けないようになります。
時間を細かく区切る
集中できない人は、タイマーで時間を計りながら、短時間の集中を身に付けましょう。
5分でも構いません。
一息ついて、もう5分というサイクルを繰り返すことで、勉強に慣れていきます。
計画を立てる
計画を立てると、モチベーションも向上し、集中力も増します。なんとなく勉強を始めると、集中はすぐに切れます。
勉強の計画を立てましょう。
また、勉強を始めて、ちょっと違うなと思うこともあるかもしれません。そのためおすすめなのは、もうひとパターン計画を考えておくことです。
切り替え先があるかないかで、集中は変わります。
服を着替える
家庭学習で最もいけないのは、ダラダラしてしまうこと。
その大きな理由に緊張感を持たないことなどがあげられます。そのため、必ず服は着替えましょう。
リラックスできる服でも構いませんが、寝るときやダラダラしたりする時とは違う服装にしてください。
トリガーを決める（きっかけを作る）
これをやったら勉強に移るというきっかけの行動を決めましょう。
具体的に言うと、「勉強する前に腹筋を30回やる」「腹式呼吸をする」「詩を一つ読む」「瞑想する」などです。
以下のポイントを意識して、きっかけづくりをしてください。
・手軽であること
・その行動に熱中しないこと（ゲームや音楽を聞くなど）
・出来たらその行動が勉強に効果的なものがベター
オンラインで家庭学習をする
新型コロナの影響で、世の中にオンラインが広がっています。
多くの塾がオンラインでの講座を増やしています。基本は自宅でパソコンを使って受講するので、そのまま家庭学習につながります。
そのため、オンライン講座により、家庭学習に慣れていくことができます。ぜひ、オンライン講座を受講してみてください。
また、オンラインは今後さらに増えていくことが予想されるので、この機会に家庭学習を身に付ける目的も含めて、始めてみても良いと思います。
まとめ
以上が家庭学習で集中するための方法です。
今後、塾に通うお子様も少なくなっていくと予想されます。早くから、家庭で勉強する習慣を身に付けるとよいことがたくさんあります。
ぜひ、家にいなくてはいけないこの期間を利用して試してみてはいかがでしょうか？
