勉強方法

あなたは大丈夫?【中学生がやってはいけない勉強法】

「効率の良い勉強方法とは?」

 

多くの中学生や高校生が興味を持つことではありますが、これまで

 

「そんなのはない!努力だ!」といわれることが多かったのではないでしょうか。確かに勉強しないと身につかないので、最低限の努力は必要です。

 

でも「勉強しているのに、なんでこんなに成果が出ないのだろう?」という人もいませんか。

 

自分は勉強が出来ないんだ・・・

 

このように考えてしまうと、自信とやる気がどんどんなくなり、さらに勉強が嫌いになってしまいます。

 

勉強しているのに結果を残せないのは、間違った方法で勉強をしている可能性があります。

 

効率の良い勉強法を見つけることは、なかなか難しいですが、成果が出にくいやってはいけない勉強法はあります。そして意外とその勉強をしてしまっている人が多いです。

 

この記事では、やってはいけない勉強法をお伝えします。

 

勉強法を改善して、短時間で効率よく勉強しよう。

 

やってはいけない勉強①音楽を聞きながらの勉強→集中できていません・・・

これ、やっている人結構いませんか?

 

ながら勉強は、効率を考えると最悪です。音楽を聞きながらのほうが集中できると言う人もいますが、実はほとんどが勘違いです。

 

音楽を聞きながらだと、気分良く勉強する事ができるので、それなりの時間を勉強することが出来ます。時間も早く感じるので、勉強した気になります。このように脳が勘違いを起こします。

 

でも、時間の割に進んでないことありませんか?

 

それは、集中に音楽(雑音)は邪魔なものになり、音楽は集中力を奪っているからです。集中できてないから時間の割に進みません。

 

また、逆に集中すると音楽が気にならない時もありますね。これは集中している状態です。集中している時は、耳からの情報を出来るだけ脳に届けないようにしているので、音楽が頭に入ってきません。シャットアウトです。

 

「集中できるじゃん!」と思うかもしれませんが、この状態は長続きせいません。また、初めから雑音を遮ってあげた方が、もっと早く集中した状態になることができます。

 

では音楽とどのように付き合ったらよいのでしょうか?

 

別に聞いても良いんですよ!

 

ただし、”ながら”にするのではなく、集中したいちょっと前に、1曲(5分くらい)だけ聞いてから勉強を始めるようにしましょう。

 

これであれば、気分も高まり、好きな音楽を聞くこともできます。

 

もうちょっとと言ってダラダラ過ごすことは避けなくてはいけませんね。やはり、メリハリって大事という事です。

 

また、音関連でオマケですが、集中に音は邪魔モノです。

 

よくカフェで勉強していると高校生を見かけますが、実はあれも集中的には良くありません。生活音が良いと言われたこともありますが、そんなことはありません。

 

これも音楽と似た理屈で、カフェで集中できるなら、環境を整えたらさらに集中出来ます。

 

やはり、音は邪魔モノです。出来るだけ音が耳に入らないようにしましょう。

 

そうなった時に活躍するのが耳栓ですね。百均でもドラッグストアでも購入できるお手軽なものから、高級品まで。

 

実は私もカフェや電車の中で、勉強や読書などをしています。

 

無音が良いのですが、電車で耳栓てちょっと恥ずかしいですよね。

 

そこで私はノイズキャンセルのついたイヤホンを使用しています。ちょっと高いですけど、見返りを考えたら、買う価値はあります。

こういうやつですね。私はこれを使っています。

ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-CH700N : Bluetooth対応 最大35時間連続再生 マイク付き 2018年モデル ブラック WH-CH700N B

 

電車やカフェが一瞬で静寂になるのでおススメです。ただ、値段が高いので初めはイヤホン系のものでもいいかもしれません。

 

使ってみて良かったら、少し高いのを購入してもいいかもしれません。

やってはいけない勉強②ひたすら書く→労力のムダ!

書くことを否定していません。

 

ただし、「ひたすら書けばいつか覚えられる」は危ないです。

 

しかし英単語や漢字練習で、やたらプリントが真っ黒になるまで書いているのを見ていると、無駄だなぁと思ってしまいます。

 

その根性があるなら、もっと多くの英単語や漢字を覚える事ができるのに。

 

英単語と覚え方はこちらの記事を参考にしてください。

【必見】1日30分で劇的に変わる英単語の勉強法英単語は英語の勉強ではとても大切ですね。英単語は欠かすことができないのですが、 「何回も書いても覚えられない」 「覚...

漢字も同じで、まずは読み。その後に書き順を含めた書き方を確認しながら、漢字の形を覚えていくと効率が良いです。

 

理社も同じですね。教科書を一通り読み、なんとなくで良いので知識を頭に入れてから、問題を解きながら覚えていない内容を確認する方法が記憶が定着しやすいです。

 

やってはいけない勉強③過度なノートまとめ→時間のムダ!

これも結構いるのではないでしょうか?特に女の子に多い気がします。

 

ノートまとめは必要なのですが、過度にカラーペンを使うなどして綺麗にまとめることが効率の悪い勉強です。(時間が十分にあれば、問題ありません。)

 

効果がないわけではありませんが、時間がかかる割に定着度は低いです。コスパが悪いです。時間を余らせて他教科の勉強をした方が総合的に点数をとることが出来ます。

 

参考書などに綺麗にまとめてあるので、自分でまとめる必要ないですよね。

 

満足感は得られますが、それ以上に時間が奪われます。

 

ただ、何かに書くことで頭は整理され、授業の思い出しに効果的です。テスト前のノートまとめは、一色のペン(またはシャーペン)で、ざっとまとめる程度にしてください。

 

そのまとめノートなるものを、忘れかけたときにもう一度見直すと効果は高いでしょう。まとめるというより、覚えていないことを書き出すというイメージですね。

 

やってはいけない勉強④自己流を貫く→やはり塾は強い?

誤ったことを覚え続けても、まったく意味がありません。

 

それはそうですよね。覚えたことを間違えていれば、テストで点数が取れるわけがありません。学校の先生に質問をたくさんして、正しい知識を身に付けても良いでしょう。

 

しかしながら、やはり塾の先生は効率の良い解き方を知っています。実際に塾テクのようなものは存在しています。

 

自己流が悪いわけではありません。すべて自分で出来る人もいます。ただ、今まで効果が上がらなかった人が、急に自己流で成功するとは思えません。

 

効果を上げたければ、自己流をあきらめなくてはいけないこともあるでしょう。

 

塾を頼ってしまうのも一つの手です。やはりてっとり早く効果を得ることが出来ます。

 

※塾は出来るだけ大手の方が良いと思います。理由は、はずれが少ないから。詳しくはこちらにまとめています↓

【中学生対象】失敗しない塾の選び方石を投げれば塾にあたる。 とまでは言わないですけど、塾多いですよね。 埼玉県はおよそ3500件、東京都にいたっては、およそ5...

あまりお金をかけたくないという人はスタディサプリがおすすめ。正しい解説授業を格安で受けることが出来ます。

【公式スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

今は無料の動画もyoutubeで見ることが出来ますが、かゆいところにも手が届くのは、こういった有料のものです。

 

その他塾の必要性についてまとめているのはこちらの記事です。

【受験生、塾に行かない4つのリスク】これが解決できれば塾に行く必要はない?中学3年生になると、「流石に塾に行かせなくちゃいけないかなぁ」と考える人も増えたのではないでしょうか? みんな塾に通ってい...

やってはいけない勉強⑤ワークは答えを写すだけ→ただの作業?

これもやってしまっている中学生をよく目にします。

 

「わかんないから」とか「提出しなくちゃいけない」といいながら、この作業をひたすら続ける学生がいます。

 

あと、多いのが「一回答えを写してから、あとで覚える(赤シートで消す)」という人。

 

そんなやる気があるのであれば、出来るだけ効率様く勉強してほしいと思う筆者なのですが、なかなか伝わらないんですよね。

 

ということで、ワークがただの作業になってしまう勉強が効率悪い理由をお伝えします。(それで少しでも変わってくれたら幸いです)

 

理由①考えない

答えを写すだけの作業では、考えることを(思い出すこと)をしません。人間の記憶は、思いだすときに定着するので、「考えない(思い出さない)=頭に残らない」となってしまいます。

 

語句や解き方を思い出し、時には失敗することで、記憶は作られることを知っておいてほしいですね。

 

一度答えを写して、後から覚えていけばいいという人もいますが、

 

それ、2度手間とは思いませんか?

 

そして、1回目というのは非常に重要なのです。

 

初めて問題を解く時は、「この問題どうやって解くんだっけなぁ」「教科書のどの辺に載ってたかなぁ」ということを考えながら問題を解きます。

 

しかし、2回目以降は「この問題の答えなんだっけな」になってしまいます。

 

微妙な違いですが、記憶の効果で言うと全然違います。

 

1回目は問題の解き方や勉強した過程を思い出し、2回目以降は答えを思い出す傾向があります。もちろん意識を変えれば多少は改善しますが。

 

その1回目をいかさないのは、非常にもったいないことです。

 

ですので、答えを写すだけというのは、効率が悪い勉強といえます。

 

理由②変な満足感に襲われる

ワークを終わらせることを目標として、それが達成したときに変な達成感に襲われます。

 

ワークは終わらせるためにあるのではなく、知識の定着と確認のためにあることを忘れてはいけません。

 

そのように考えていれば、ワークを解き終えても、わからない問題は質問をしたり、繰り返し解くようになると思います。

 

理由③弱点がわからない

自分で解いていないと、”出来る問題”と”本当は出来ない問題”がわかりません。人間自分に甘いので、答えを見ながら「これは解ける」、と勝手に解釈してしまいます。

 

普通に問題を解いていれば、単純に×がつくので間違いを認めやすいのですが、答えを写しているとそうもいきません。

 

”本当は出来ない問題”出来たつもりでいると、効果は全く上がりません。

 

こういったお子様は、「勉強したのに」「わかっていたのに」と思ってしまいます。そうすると自信を無くしたり、逆にわかっていたから次は出来るという謎の自信を持ったりします。

 

どちらも次にはつながりません。

 

やはり、正しい勉強法を知ることが大切です。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

 

いくつかあてはまることがあったという人もいるのではないでしょうか。人それぞれ勉強方法が合う合わないはあると思いますが、科学的にあまりよくないと証明されていることを紹介しました。

 

この記事の読者の皆様には、出来るだけ効果的な勉強に取り組み、成果を上げて頂きたいなと思います。

 

ぜひお試しください。