2021年度入試はコロナの影響で試験範囲が変わり、入試も多少の混乱があったようですが、2022年度(令和4年度)入試は試験に大きな変更は今のところなさそうです。
ただし、今後の新型コロナウィルスの感染拡大によっては、変更も生じる可能性もあります。継続的に情報収集しましょう。
さて、今回はコロナは関係なく、毎年生じている公立入試の変更点についてお伝えしたいと思います。
毎年変わっていること、それは各公立高校の「募集人数」です。
埼玉県の公立高校は、毎年どこかの学校で募集人数は前年に比べて40人増えています。
40人というと、1クラス分となりますので、この増加の影響はかなり大きいです。
各高校の倍率をみると、数年に一回倍率が下がることがありますが、この募集人数が影響していることがあります。
そのため、受験校を選ぶ際に、初めからこの人数増がわかっていると、有利な入試になるかもしれません。
そして、実は、この募集人数は既に発表されています。受験校選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
2022年度(令和4年度)入試で、募集人数が40人増加されるのは以下の学校です。
上尾鷹の台
朝霞
朝霞西
伊奈学園総合
浦和北
大宮東(普通)
桶川
春日部女子(普通)
川口
川越総合
川越西
熊谷西
越ケ谷
志木
庄和
草加南(普通)
所沢西
富士見
※不動岡も学科転換により、普通科の募集人数は320人から360人に増加します。
ここにあげた学校は埼玉県教育委員会のページを引用しております。
詳しくはこちらをご覧ください。(募集人数は毎年6月下旬ごろ発表されます)
⇒https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/24599/r4-gaiyou.pdf
毎年1倍に近い倍率の学校は、今年度定員を下回る可能性があります。絶対に公立高校へ進学したいという人は、ねらい目かもしれません。
ただし、あくまで倍率は予測に過ぎません。志望校に合格するためには、入試まで実力をつけること、定期テストで点数を取ることを怠ってはいけません。